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ブックマーク / makezine.jp (18)

  • Make: Japan | 鋳造して削って、いちから作ったアルミ製カメラ

    カメラはとても魅力的な魔法の箱だ。光が入ると、不思議な現象が起こり、画像がフィルムに焼き付けられる。私のカメラの知識とは、その程度だ。しかし、Lucus Andersのカメラの構造に関する知識は半端ではない。彼は一からスクラッチでカメラを作ってしまったのだ。たぶん、カメラが発明されてから、人々はカメラを自分で作ってきたと思うのだが、こんな自作カメラは初めて見た。 警告:下の動画の中で、Lucus はちょっと際どいジョークを飛ばします。 では、彼がカメラを作る過程を見ていこう。今まで木でカメラを作ってきたのだが、これは大きな前進だ。 まずは、部品の型どりをして鋳造する。面白いことに、プロトタイプには3Dプリンターを使っている。なので、アルミの鋳造に3Dプリンターを活かすためのコツも、ここで学べる。 ボディーはアルミ板を曲げてブレイズ溶接されている。曲げる前に、フライス盤を使ってアルミ板に深い

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  • Make: Japan | オープンソースハードウェアの旗手、Adafruitは会社の運営もオープンソース化している

    世の中には、見事な直感が働き、先陣を切る勇気と信念を持ち、大胆な行動が次々に良い結果を生むという、まるで魔法にかけられたかのような企業がある。Adafruit Industries(エイダフルーツ・インダストリーズ)はそんな企業だ。2005年、MITで工学を学んでいたLimor“Ladyada”Friedは、学生寮の一室で、オンライン教材とDIYエレクトロニクスのためのオンラインショップ、Adafruitを立ち上げた。現在は、エレクトロニクス製品と教材を提供するコミュニティ主導の企業として、またマンハッタンのソーホー地区ではMakerコミュニティとして大成功を収めている。 企業を成功に導く鍵として、次の3つがあるとLimorは言う。「他の人たちを重視すること」「自分には大義があり、よい会社になると無条件に確信すること」「冒険を友だちと思い、自分自身と同じ、唯一の当の競争相手だと思うこと」

    Make: Japan | オープンソースハードウェアの旗手、Adafruitは会社の運営もオープンソース化している
  • Make: Japan | Valve社を訪問:どのようにしてモッドコミュニティがVRの未来を作ったのか

    世界でもっとも人気の高いゲームスタジオの奥深く、プライベートルームで私はバイキング料理のように並べられた電子装置のプロトタイプの前に立っていた。それらは基的な組み立てブロックの一部で、それが今で言う仮想現実を形作っている。それらを見ていると、ある一組の装置が目にとまった。ワイヤー、LED、モーター、ディスプレイ、3Dプリントした形状。それが私の目を惹いたのだが、なんの装置だかわからない。 「これはゾンビマシンです。これを人の頭にかぶせると、その人をゾンビのようにリモートコントロールできるようになるのです」 私は吹き出しそうになった。見ると、ヘッドストラップに数個の9ボルト乾電池が取り付けられ、フレキシブル基板に回路が組まれていて、2の電極が伸びている。そのとき私は、Valve Softwareの仮想現実エンジニア、Alan Yatesの言ったことが冗談ではないと悟った。 Valveは、

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    syan0
    syan0 2016/07/27
  • Make: Japan | MicrochipのAtmel買収に興奮したこと

    セガ対任天堂、MacPCAndroid対iOSと、技術系企業のシェアの奪い合いによる“聖戦” は今も続いている。しかし、90年代から、Makerや組み込みシステム技術者を巻き込んだ戦争がある。8ビットマイクロプロセッサー、MicrochipのPICとAtmel AVRの戦いだ。 MicrochipがAtmelを3億5600万ドルで買収するという発表があった。ついに戦いは終わるのか? これが、組み込みシステム開発の未来にどんな意味をもたらすのだろう? おそらく、しばらくは何も起こらないだろう。MicrochipもAtmelも、それぞれの製品を作り続け、サポートもしっかりと続けるはずだ。なぜなら、それぞれの製品はいたるところにあるからだ。家の中に、車に、ポケットの中にも。Microchipは、これまでに12億個以上のPICを出荷しているし、AtmelのmegaAVRは最初のArduinoに

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    syan0
    syan0 2016/02/20
  • Make: Japan | ヴィンテージ風からモダン風まで、デザイン重視のRaspberry Piメディアサーバー22台 

    2016.01.26 ヴィンテージ風からモダン風まで、デザイン重視のRaspberry Piメディアサーバー22台 Text by Jeremy S Cook Translated by kanai Raspberry Piコンピューターは、これまでにいろいろなものに使われてきたが、なかでも日用品として人気なのがメディアサーバーだ。作ろうかどうしようか迷っていた人のために、メディアサーバーの作例をお見せしよう。ソフトウェアのチュートリアルもある。ケースはヴィンテージ風からモダン風まで、いろいろだ。 ソフトウェアのインストール 見栄えはどうあれ、ソフトウェアが正しく作動しなければ話にならない。その助けになるリンクを紹介しておこう。 ・Lifehackerによれば、このビデオチュートリアルを見ればXBMC(XBOX Media Center)のソフトウェアを30分以内でインストールできるという

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  • Make: Japan | 9ドルのC.H.I.P.対5ドルのPi Zero:10ドル以下コンピューターの徹底比較

    2015.12.02 9ドルのC.H.I.P.対5ドルのPi Zero:10ドル以下コンピューターの徹底比較 Text by David Scheltema Translated by kanai 今、5ドルのPi Zeroと9ドルのC.H.I.P.という、Makerのための10ドル以下のコンピューターが発売されている。インターネットでは、どちらが速いか、安いか、プロジェクトに適しているかなどの論争が起きている。あまり建設的でない論争もあるが、建設的でなければならない必要もない。とにかく、この2つのボードの長短を探ってみよう。 スペックの比較 Pi ZeroとC.H.I.P.のメインプロセッサーはほぼ互角。どちらも1GHzで駆動し512MBのRAMがある。ただし、C.H.I.P.のほうは新しいARMv7アーキテクチャーを採用している(Pi Zeroは古いARMv6アーキテクチャー。混乱する

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  • Make: Japan | 3Dプリントで作る圧入パーツのコツ

    「丸い穴に四角い杭を入れるなかれ」ということわざがあるが、これは、丸い穴には丸い杭をいれるべきであることを暗示している。これが隠喩的に文学的に使われるならば正しいと言えるだろうが、3Dプリントできっちり入る圧入部品を作る場合には、丸い穴に丸いピンはまずあり得ない。この記事を最後まで読めば、みなさんにも、最初からきっちり入る圧入部品を作るための数多くの知識が備わることだろう。 公平を期すために言うなら、丸いピンと丸い穴は、金属機械に使用する場合には、設計上適していることがある。永久または半永久的な接合においては、厳密な寸法と公差を元に穴とピンを加工することはよくある。それらはドリルプレスと旋盤で加工し、接合するときには油圧、液体窒素、トーチなどが使われる。 そうした加工ができる機械工房はないが、3Dプリンターしか持っていないという場合を考えてみよう。いろいろな事情で、プリント後にパーツを接合

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  • Make: Japan | LEGOで作って理解する機械式時計の仕組み

    LEGOを使って振り子の等時性を示すところから始めて、テンプ式に発展し、最後はトゥールビヨンまで作ってしまう凄い動画なのでご紹介しておきます。規模と精度が違うだけで、手巻き腕時計の中とおなじメカニズムが再現されている。LEGOも作者もスゴイです。

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    syan0
    syan0 2015/03/27
  • Make: Japan | 110円のARMマイコンでシンセを作るチュートリアル

    わかりやすい解説だったので、ご紹介。110円で買えるARMマイコン”LPC-812″(マルツ)を使ってFMシンセサイザーを作るチュートリアル。mbedの資産を活用しつつも、ローカルのgccでビルドしているところがポイント。LPC-812の性能と命令セットを前提にどう実装したか、というプログラミングに興味がある人向けのお話。最終的な出音は下記の動画のとおり。 ARMコア搭載マイコンが気になる自作派が増えている昨今だと思いますが、mbed.org以外の情報源はまだ多くないのが現状。上記のようなスライドや動画やブログエントリーが増えてくると助かりますね。

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  • Make: Japan | 和菓子 “練りきり” を出力する3Dフードプリンターを高校の授業で開発 ― 東京工業大学附属科学技術高等学校 門田ロボテク [MFT2014出展者紹介]

    2014.11.10 和菓子 “練りきり” を出力する3Dフードプリンターを高校の授業で開発 ― 東京工業大学附属科学技術高等学校 門田ロボテク [MFT2014出展者紹介] Text by guest 日の伝統の和菓子“練りきり”を3Dプリンターで 東京工業大学附属科学技術高校は、日で唯一の国立の工業高校だ。2年生になると「応用化学」「情報システム」「機械システム」「電気電子」「建築デザイン」の5つの分野を選択し、3年生は各分野ごとにテーマを選んだ課題研究を行う。今年の機械システムのチームが研究テーマに選んだのは、「和菓子を出力する3Dフードプリンター」。ちまたの女子のあいだでは樹脂製の「デコスイーツ」が大人気だが、こちらはちゃんとべられる生菓子“練りきり”だ。 熟練の必要な伝統和菓子“練りきり”が手軽につくれる? 11月23・24日のMaker Faire Tokyo 2014に

    Make: Japan | 和菓子 “練りきり” を出力する3Dフードプリンターを高校の授業で開発 ― 東京工業大学附属科学技術高等学校 門田ロボテク [MFT2014出展者紹介]
  • Make: Japan | 美的でゴージャスな3Dプリントの義手

    Evan Kuesterzは、他の学生と同じように、自分の専攻科目に退屈を感じていた。しかし、大型の3Dプリンターなどのクールなツールに出会ったとき、心がときめいた。Evanは、何度か見かけたある学生のことが気になっていた。気になっていたのは、彼女に左手がなかったことだ。そして、3Dプリンターを自由に使える立場にある彼は、ついに素晴らしい目標を見つけることができた。 ある日、彼は勇気を奮い立たせて彼女に近づき、自己紹介すると、自分のアイデアを話した。3Dプリンターで美しい義手を作りませんか? そのときから、EvanとIvania Castilloは友だちになった。 Evanはこの義手を、RhinoでGrashopperというプラグインを使って製作した。彼はIvaniaの腕の写真を撮り、いろいろな部分の計測をした。そして、機能的で見た目にも美しい義手をモデリングした。完成したデザインはABS

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  • Make: Japan | 金型製作、小ロット生産の株式会社ミヨシ ─ 量産までの過程をどうサポートするのか(Maker Pro Jp)

    2014.08.13 金型製作、小ロット生産の株式会社ミヨシ ─ 量産までの過程をどうサポートするのか(Maker Pro Jp) Text by guest 今回は、IRKitの大塚さんの回にも登場した株式会社ミヨシをたずねた。ミヨシは試作、プラスチック射出成形金型製作、射出成形、治工具製作を行う会社だ。ミヨシの魅力は鉄の金型のほか、アルミの金型を使った小ロット生産を可能にしていること。IRKit、Rapiroなど、Makerとタッグを組んだ事例でも知られている。 金型設計・製作の現場をほんの少しだけ 射出成形機やワイヤー放電加工機などの工作機械は1階部分に。オフィス部分は2階、設置されたマシンで3D CADの設計データを製作し、1階の工作機に送る。 IRKitケースの金型 IRKitのケース。こうして、CAD上でも強度や嵌合などの調節を行う。 射出成形機 NC切削加工機 IRKitの場

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  • Make: Japan | カナダ初のSTLファイルの知的所有権侵害訴訟に学ぶ

    DJI Phantonクアドコプター。写真提供:flickr ユーザー Adam Meek 先月、3Dprintler.comはカナダで初めてのSTLファイルの知的所有権侵害訴訟に関するブログ記事を掲載した。それが当にカナダで始めての STLファイルの知的所有権に関する訴訟なのか、それがカナダの法律に違反することなのか、私にはわからない。しかし、これはアメリカの法律から見たデジタルファイル、3Dプリント、そして知的所有権について考えるいい機会になると思う。私は、この問題に関する記事を長年にわたってPublic Knowledgeに書いてきた。 MAKEのアメリカ人読者のために、この問題をアメリカで起きた、アメリカの法律下での問題と仮定して考えてみよう。(編注:日語版では参考記事として掲載します) 話はとても単純だ。記事の著者、Michael Golubevは、クアドコプター(ラジコンヘ

  • Make: Japan | 早くて安いホットグルー注入式ソリッドプリントのストレステスト

    ホットグルースティックは自分で作ることもできる。自作すれば、長さや色や素材も選べて、コストもずっと安くなる。 時間:空洞のモデルは中身をプリントしなくてよいため、プリント時間はうんと短くなる(もちろん、全体のサイズにもよるが)。 ユニークな特徴:HMAは固いがゴムのような弾力もある。そのため、これを注入したオブジェクトは、内側からホットグルーが支えているので割れにくくなる。 ・スナップフィットさせるパーツや、ある程度の柔軟性が欲しいパーツによい。 ・シェルを調整すると、注入後のオブジェクトの固さや弾力を調整できる。シェル1から2でオブジェクトはしなやかになり、シェル3から4で固くなり、歯車や構造材に使えるようになる。 強度はどうか? HMAを注入したプリントと、インフィルを高めたプリントとの強さを比較するために、圧縮強度と引っ張り強度の簡単なテストを行った。テスト用に、ABSの組とPLAの

  • Make: Japan | TIのSensorTagがiBeacon対応に

    SensorTagはiOSデベロッパー向けのBluetooth LE開発キットだ。 TI SensorTagの記事(英語)は前にも書いたが、これはBluetoothアクセサリーのプロトタイピングを行うスマートフォン用アクセサリーの開発者の生活を、うんと楽にしてくれるハードウェアだ。今でこそ、MetaWearのような類似の、より柔軟性の高いボードが現れるようになったが、SensorTagはその元祖であり、とくに価格面で非常にパワフルなハードだ。SensorTagには、赤外線温度センサー、加速度センサー、ジャイロスコープ、湿度センサー、圧力センサー、磁気センサーという6つのMEMSセンサーが搭載されている。すべてのセンサーは、SensorTagアプリから、または自分で書いたコードから、Bluetooth LEを通して個別にコントロールできる。 だが、TIはこれで満足しているわけではない。今回、

  • Make: Japan | Paperduino Tiny ─ 紙でArduinoを作る

    オリジナルのPaperduino — と Paperduino Leonardo — を踏襲したPaperduino Tinyだ。ATtiny85マイクロコントローラーをベースにした非常に安価なArduino互換ボードだ。4ドルほどで作れてしまう。違いは何かって? 名前からわかるとおり、紙なのだ。 Paperduino Tiny(上面) Paperduino Tiny(裏面) 詳しいことは Paperduino Wiki— に書かれている。ステップ・バイ・ステップの解説や完全なパーツリストもある。 仕様 Arduino IDE 1.0+(OSX/Win/Linux)に対応 電源はUSBまたは外部電源から供給 – 5V USBポート内蔵(およびシリアル・デバッギング) I/O Pin 6(USBで通信するプログラムの場合、2はUSB専用となる。その他は、USBを通じてプログラムをアップロ

  • Make: Japan | ポケットに入るArduino開発環境

    最近のAndroidマシンとArduinoをつなぐのは簡単。USBホスト変換用のケーブル1で済んでしまう。でも、Arduinoのプログラミングにパソコンが必要なのでは、開発環境はごちゃごちゃしがち。Androidだけで開発できたらさぞ便利……という流れで紹介するのが、ArduinoDriod。Android上でArduinoのスケッチを開発し、ボードに書き込むためのIDEだ。パソコンは一切不要。Androidスマートフォンを使って片手でスケッチを書くこともできそう。IDEとしての機能や対応ボードは限定されているが、インストールは簡単でエディタが使いやすい。サンプルスケッチ一式も用意されているので、Google Playからインストールしたらすぐに試すことができる。 もう1、日の開発者によるソフトウェアを紹介しておこう。Physicaloidはアプリではなく、Android SDK用の

    Make: Japan | ポケットに入るArduino開発環境
  • Make: Japan | 3Dプリントに着色する方法

    Colleen Jordanはアトランタで活躍する工業デザイナーでWearable Planterの共同創設者。 3Dプリントは、今やデザイン、アート、クラフト、テクノロジーの世界で重要なキーワードになっている。私たちは、すべての宝飾品を3Dプリンターで作っている。そして3Dプリントでいろいろなものを作ってくる中で、私たちは素材の色や外観を変える方法をたくさん学んできた。3Dプリントは、積層造形法とも呼ばれるが、CADファイルとして作られた形状を、素材を薄く重ねることで立体に仕上げていく。素材は、柔らかいゴムから固い金属まで、いろいろ選べる。 3Dプリントで何か作ったことは? デザイン科の学生もホビイストも、今やShapewaysやPonokoなどのサービスのおかげで、簡単にこの技術を利用できるようになった。ポリアミドでプリントすれば、家でどんな色にでも染色ができる。ポリアミドは多孔質の素

    Make: Japan | 3Dプリントに着色する方法
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