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ブックマーク / monoist.itmedia.co.jp (6)

  • マブチモーターのノイズ対策

    「マブチモーター」に代表される直流ブラシ付きモーターは、乾電池をつなぐだけで回転する最も身近なモーターの1つです。しかし、Arduinoなど電気的にデリケートなデバイスと一緒に使う際には、モーターから発生するノイズにてこずることが多々あります。 そこで今回は「直流ブラシ付きモーターのノイズ対策」についてお話します。最初にノイズの正体を目で見るため、オシロスコープの波形を観測することから始め、ノイズの正体を把握した上で、適切な電子部品を用いて対策に取り組んでいきたいと思います。 ノイズの正体 モーターから発生するノイズと一口に言っても、電気的なノイズの他に摩擦音や振動もノイズといえます。今回はそのなかでもマイコンに悪影響を及ぼす可能性のある、電気的なノイズについて確認と対策を行います。 「電気的なノイズ」といっても、その正体は一体何でしょう。その正体を突き止めるために実際にモーターへ3Vの電

    マブチモーターのノイズ対策
  • Web界から組み込みに向けられた刺客「mruby」はこう使われている

    Rubyの良さを組み込みに」を合言葉とする開発言語「mruby」は公開以来、着実な進歩を遂げ、さまざまな場面での利用も進んでいます。ここでは「Web界から組み込みに向けられた刺客」(まつもとゆきひろ氏)たる、mrubyの採用事例を紹介します。 mruby(軽量Ruby)は経済産業省「地域イノベーション創出研究開発事業」として2010年に始まり、2012年4月にオープンソース(MITライセンス)として公開された組み込み向け開発言語です。「Rubyの良さを組み込みに」を合言葉に開発されたmrubyは発表よりはや3年、たくさんの人々の協力でさまざまな形の改良がくわえられ、現在ではライブラリは170を超え、デバッガー対応の安定版「mruby V1.2.0」が発表(2015年11月)されるなど着実に進化しています。 Rubyは開発しやすい、生産性の高い言語としてWeb開発などに広く使われている言語

    Web界から組み込みに向けられた刺客「mruby」はこう使われている
    syan0
    syan0 2016/01/12
  • 「Arduino分裂」渦中の1人が胸中を語る

    人気のボードコンピュータ「Arduino」が分裂している。「Arduino LLC」と「Arduino Srl」に分かれて訴訟繰り広げており、事態は沈静化の兆しを見せていない。Arduino SrlのCEO、Federico Musto氏が来日、胸中を語った。 人気のボードコンピュータ「Arduino」が分裂している。米国の「Arduino LLC」とイタリアの「Arduino Srl」に分かれて訴訟を繰り広げており、いまだ事態は沈静化の兆しを見せていない。 渦中にあるArduino SrlのCEO、Federico Musto氏がMaker Fair Tokyo 2015に合わせて来日、胸中を語った。 「Arduino」の歴史 分裂について説明する前に、Arduinoの歴史を振り返ってみよう。Arduinoの原型となったプロジェクトを立ち上げたのは、イタリアのMassimo Banzi氏

    「Arduino分裂」渦中の1人が胸中を語る
  • 3Dプリンタは臨界点を突破したのか

    積層造形にのめり込んだ MONOist 3Dプリンタとの関わりについて教えてください。 中川氏 3Dプリンタが1980年代に登場する以前から、関連技術などで関わってきたといえるでしょう。類似の技術である積層金型の研究を行っており、1979年頃にこれに関連する論文を発表しています。当時はスライスデータを作るソフトも存在せず、輪郭2Dデータを計算し、いちいち入力していました。しかし、1980年代後半になって、液体の光硬化性樹脂をレーザの紫外光で固める自動装置が登場しました。これを知ったときには、その素晴らしさにひどく感じ入ってその研究にのめり込んでいきました。またその頃は次から次へと新しい方式が生まれた時期でもありました。その中に積層金型に近い紙積層の方式もありました。 中川威雄(なかがわ・たけお)氏 プレス加工や金型などの第一人者。工学博士。東京大学名誉教授でファインテック代表取締役社長。東

    3Dプリンタは臨界点を突破したのか
  • Windows Embedded OSでモーションセンサーデバイスを活用する

    前回の「『どのデバイスが最適か?』――モーションセンサー3機種を徹底比較!!」では、代表的なモーションセンサーデバイスとして、「Kinect for Windows(以下、Kinect)」「Creative Senz3D/Intel Perceptual Computing(以下、PerC)」「LEAP Motion(以下、LEAP)」の3つを紹介しました。 これらのデバイスを利用するには、USBインタフェースでPCと接続する必要がありますが、組み込みシステムの中でモーションセンサーデバイスを活用する場合、どのようなコンピュータ(マシン)を選択すべきでしょうか? 今回は、組み込みシステムでの活用を前提に、「モーションセンサーと組み合わせて利用するマシンの選択」について紹介します。 モーションセンサーデバイスをつなぐターゲットマシンを選ぶ ここでは「Kinectを使ったデジタルサイネージ向け

    Windows Embedded OSでモーションセンサーデバイスを活用する
  • 新市場をつかめ! 勝負を分ける3Dプリンタ特許〔前編〕3Dプリンタの歴史をひもとく

    3Dプリンタとは、材料を削る「切削加工」や、金型を用いる「塑性加工」とは異なった、新たなモノづくり手法です。インクジェットプリンタが、インクの連続的点描画で文字や図形を描くのに対し、材料の連続的点描画で立体物を「積層造形」するため、「3D(3次元)プリンタ」と呼ばれています。 ただ実際には“3D”とはいっても「薄い層を加工しながら積み重ねることにより立体物を造る技術」であり、“2次元半”加工といえるかもしれません。3Dプリンタの定義については「3Dプリンタと3つの誤解」で詳しく紹介していますので、参考にしてもいいでしょう。 特許で振り返る「3Dプリンタ誕生の歴史」 3Dプリンタは、3次元CAD、プリント技術、生産技術を統合した技術で、その技術的な源流は「光造形法」です。1980年4月に、小玉秀男氏(名古屋市工業試験所)が出願した「特開昭56-144478:立体図形作成装置」が最初であるとさ

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