はじめに Blenderコンポジットの小ネタ集 > 直前のフレームのコンポジット出力を利用する にあるように、Blenderのコンポジットノードは現在よりも前のフレームの出力結果に応じて次の出力結果を変化させることが可能です。 前のフレーム(時間)における画像(セル)から次のフレームの画像を決定できるというのはセル・オートマトンに通じるものがあります。セル・オートマトンといったらライフゲームが代表的です。ひょっとしたら、このテクニックを利用すれば一切コードを書かずともBlenderのコンポジットノード上で動作するライフゲームが実装できるのでは? 結果 できました 入力画像から次のフレームの画像を計算し出力、その結果からさらに次のフレームを計算…の繰り返しをコンポジットノードだけで完結できています。プログラムのコードは一切書いていません。 ノードの全体図はこちら 実装 ライフゲームのルール