1emが必ず16pxになることに対して、chとex単位ではフォントによって変化している。それぞれのフォントのグリフの特定のパーツ、ch単位では0の幅、ex単位ではxの高さ(とされるx-height)、が考慮された上でpx単位に変換され、計算済みスタイルの値となっていることがわかる。Impactのようなx-heightがかなり高く設定されているフォントではex単位で大きく差が出てくるというわけだ。 このことは普通にCSSのプロパティーの値として使う場合はあまり問題になることはない。しかしながらブラウザー以外の何らかのツールで扱おうとすると一定の決めつけが必要となる。そうでないとフォントを調べて係数をひねり出さなければならなくなるからだ。 少なくともメディア・クエリーにおいては初期設定の値を基準として変換されることになるので、Arial (やHelvetica Neue)を基準にした係数を使っ