週刊エコノミストでの板谷敏彦さんの連載がまとまって単行本になっておったわけですが、これがまたまとめて読むと面白いわけです。 なんというか「世界史好きなんだろ? 黙って買って読めよ。楽しいぞ」って内容でありまして、いわゆる通史としての第一次世界大戦前夜の欧州とアメリカ、日本、中国の状況が一望できる、真の意味で歴史の面白さが体現される本なのです。 難点をひとつ挙げるとすると、世界史を知っていたほうが、この本に関しては絶対に楽しく読めます。おさらいとしてWikipediaでも目を通しておけ、捗るぞってノリはありますし、また、世界史における第一次世界大戦の意義なんてのをぼんやり把握してから読み進めることはこの本を二度読み三度読みするよりも楽に全体像が入ってくるという側面はあります。 それだけこの著者の板谷敏彦という人物の知識の奥行きの深さ、のめり込み度合いの強さというものを感じるのですが、この本の
言い訳から始めます。この記事を(途中まででも)読んだ人は、次のように言いたくなるでしょう。 『理論から学ぶデータベース実践入門』は良い本なのか悪い本なのか、いったいどっちなんだよ?! この本は間違いや説明不足があり、誤読されやすい表現も多く、その点では残念な本です。しかし、面白いアイディア、するどい観察も含まれていて、行間を補い深読みすれば、多くの示唆を得られる本でもあります。 よって、「良い/悪い」の二択では答えられません。良い点と悪い点の両方を、できるだけ客観的に記述するしかないのです。それをした結果、長い記事となりました。 内容: ことの発端: zhanponさんの批判 奥野本擁護と奥野本批判 僕の擁護・批判の方針 zhanponさんの指摘の再検討 1. 論理的な矛盾とデータの不整合を混同している 2. 命題論理の限界についての説明がおかしい 3. 古典論理の定義を間違えている 4.
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アメリカ陸軍参謀総長のマーク・ミリー。2015年7月21日、陸軍参謀総長に任命された上院軍事委員会にて。 Thomson Reuters アメリカ国防長官のジェームズ・マティス(James Mattis)は、その並外れて豊富な知識と飽くなき読書習慣から「戦う僧侶」の異名を持つ。 しかし、戦闘知識と学術的見識を併せ持つ米軍将校は、元海兵隊大将のマティスだけではない。 そしてアメリカ陸軍は兵士や一般市民に対しても、「軍の由緒ある歴史、そして何世紀にもわたる紛争で果たした決定的役割に関する知識を磨くため」の読書を勧めている。 陸軍参謀総長のマーク・ミリー(Mark Milley)が薦める、国際社会の戦略的環境を理解するのに役立つ11冊を、同氏の推薦文とともに紹介しよう。 (敬称略) ※書影はすべてオリジナル版。日本語版とは異なります。
はじめに 今期より、自分のいる会社で社内報を発行することとなり、 その中で現役エンジニアからリアルな声を収集しています! そのうちのひとつとして掲載したのが「エンジニアが選ぶ良書まとめ」。 今回は、社内だけで公開していた良書の情報をこちらでも備忘録としてまとめておきます。 2017/09/4 追記: 本投稿を公開したことで予想以上に反響があり、良書とは?を改めて考えさせられました。 社内のアンケートでは、新人に読んでほしい本、手元にあると便利だと思う本、という趣旨で 集計したので、「良書」という意味では人それぞれ捉え方が違うのかな、と思いタイトルを変更しました。 ヒアリング対象 エンジニア向けの書籍はたくさんあるものの、技術書をはじめ、どれも比較的高価ですよね・・・。 バージョンupしたら使い物にならない書籍もあるし、学習にはお金も時間もかかる! なので、書籍購入を失敗しないように、要領よ
ゲームの王国 上 作者: 小川哲出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2017/08/24メディア: 単行本この商品を含むブログを見るゲームの王国 下 作者: 小川哲,mieze出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2017/08/24メディア: 単行本この商品を含むブログを見る第三回ハヤカワSFコンテストを『ユートロニカのこちら側』で受賞した小川哲、彼の二年ぶりの新刊が『ゲームの王国』だ。あらゆる個人情報を提供する代わりに生活全般が保証される、特別提携地区を舞台にゴリゴリの未来社会を描いてみせたユートロニカとはうってかわって、本書の始まりの舞台は1956年のカンボジア。最初の視点人物は後にポル・ポトと呼ばれ、革命を成し遂げることになるサロト・サルだ。 "権力者が都合良くルールを設定し、好きなように覆す"腐った政治体制の中で、いかにして人々は自身の正しさを貫き、ルールに挑むのか。そんなカン
An MIT Press book Ian Goodfellow and Yoshua Bengio and Aaron Courville The Deep Learning textbook is a resource intended to help students and practitioners enter the field of machine learning in general and deep learning in particular. The online version of the book is now complete and will remain available online for free. The deep learning textbook can now be ordered on Amazon. For up to date an
「わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる」の中の人、Dainと申します。古今東西のスゴ本(凄い本)を探しまくり読みまくってます。今回は、過去読んだ本の中でも「これ、もっと早く読みたかった!」というスゴ本をご紹介しよう。 人生を何十年もやっていると、さまざまなハードルに出くわすことになる。それは、人間関係のトラブルだったり、仕事や結婚生活に立ちはだかる問題だったりする。解決するために、それなりの準備が必要で、時間がかかり、そもそも全貌を捉えるのにも一苦労するやつ。 人生が用意するハードルを越えたり潜ったりするため、先人の知恵を借りるべく、さまざまな本を読んできた。たいていは、試行錯誤と苦労の連続でしのいで、ずっと後になって、知りたかった一冊にたどりつく。これを最初に読んでおけば、あんなに苦労しなくても済んだのに、もっと上手く対応できたのに! そんな、「あのときの私に読ませたい本」
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