一つまえのエントリーで載せたクルーグマンのブログポストの翻訳。 確か京大の根井先生(だったかな?)が1990年代の著作のなかで、最近の学部学生はサミュエルソンの事をしらない、とか書かれていたけれど、院に行くとほとんどどの応用の分野でも基礎文献にサミュエルソンがあるので嫌でも名前を覚えることになるんですよね。あとかっこつけて夏休みに「経済分析の基礎」に手を出してみたが読めなかった学部学生とかにもって、俺じゃん! 安らかなれ、ポール・サミュエルソン ポール・クルーグマン 2009年12月13日 ああ...ポール・サミュエルソンが亡くなった。彼の人生は長く、恵まれたものだったが、しかしそれでも非常に惜しまれる。 サミュエルソンの偉大さを完全に伝えるのは難しいことだ。ほとんどの経済学者は画期的な論文、何かの問題についての人々の考え方を根本的に変えてしまうような論文を一つでも書けたらと願うものだが