英ストーンヘンジ近くで発掘された、新石器時代後期のものとされる道具(2013年2月26日公開、本文とは関係ありません)。(c)AFP/ENGLISH HERITAGE / JAMES O. DAVIES 【8月19日 AFP】新石器時代のものと見られる集団墓地から発掘の人骨26体から、約7000年前の争いが恐ろしく残虐なものであったことが示唆されたとする研究論文が17日、発表された。集団墓地はドイツで見つかった。 米科学アカデミー紀要(Proceedings of the National Academy of Sciences、PNAS)に掲載された論文によると、この発見は、新石器時代初期において、集団的な暴力行為が重要な役割を果たしていたとする説を新たに裏付けるもので、線形陶器文化の衰退の原因となった可能性もあるとしている。 古代の集団墓地をめぐっては、専門家の間では激しい議論が交わさ