ウーバーの取締役は6月11日、7時間に及んだ会議の末、エリック・ホルダー元司法長官が提出した調査報告書の提言を満場一致で承認した。ホルダー元司法長官と、彼の法律事務所のパートナーであるタミー・アルバラン(Tammy Albarrán)は、ウーバーの依頼を受けて同社の企業文化に関する調査を1か月間に渡って実施していた。 提言内容は、6月13日(現地時間)に社員に共有されるまで公開されないため、現段階でトラビス・カラニックCEOとエミル・マイケル上級副社長の処遇は明らかになっていない。取締役会議長は、声明文の中で次のように述べている。 「ウーバー取締役会は本日、エリック・ホルダー氏とタミー・アルバラン氏と会合を持ち、ホルダー報告書の提言を満場一致で承認した。提言の内容は、6月13日に社員に公表される予定だ」 取締役会は、カラニックを休職させるか検討していたとされ、カラニックの側近であるマイケル