日本サッカー協会の田嶋幸三会長は21日、ワールドカップ(W杯)アジア2次予選で日本代表が北朝鮮代表と対戦するアウェー戦(26日)の平壌での開催中止を明らかにした。試合実施や代替開催地は未定。北朝鮮では日本の「悪性伝染病」が報じられており、日本で報告数が増えている劇症型溶…
昨日のブログに対して、Dr. Jasonさんから、「自民+公明で,2/3とは,フリーハンドを与えすぎなのでは?」というコメントがあった。同様な論調が、新聞にも書かれているが、私はそうは思わない。 私は、どうせ自民が勝つのだから、できるだけたくさん議席をとってほしいと思っていた。そのほうが、次のステップに早く進めるだろう。 これもまた、「生態学的」な見方なのだが、議席数が多ければ多いほど、意見の多様性も高まる。 新生自民党(あえてこう呼ぶ)は、政府のスリム化と規制緩和を通じて、市場主義・競争原理による改革を進めるという点では、かなり純化された。しかし、この点以外では、意見の多様性は確実に高まったと思う。 何よりも、女性議員が増えたので、男性とは違う経験・発想が自民党に持ち込まれるだろう。派閥に対する対応も多様化し、派閥の形骸化が進むだろう。 グローバルな競争を強く意識した改革は、ナショナリズ
小泉劇場はまだ終わらない。むしろこれから本番が始まる。仕上は新内閣の組閣人事である。結論から先に言おう。郵政民営化法案成立後の閣僚人事は誰もがあっと驚くサプライズ人事になる。目玉は野田聖子の赦免と入閣だ。小泉首相は郵政法案への支持と「小泉改革」への忠誠を条件に野田聖子の復党を許し、許すどころか新内閣の総務大臣に抜擢するだろう。郵政民営化の騒動で軋んだ党内の歪みを寛容の大団円で修復演出して、文字どおり自民党を小泉党にするのである。そして反対派の象徴的存在だった野田聖子に所管大臣として郵政民営化を執行させるのだ。これ以上劇的なドラマの筋書きはない。昨日の記者会見で、小泉首相は次の内閣にはポスト小泉の候補を揃えると言った。これには重大な含みがあり、意味深長な駆け引きがある。同じ日にテレビの報道番組に出演した野田聖子は、次の特別国会で郵政民営化法案の採決に賛成票を投じる態度を明らかにした。注目の閣
2005年08月28日 岡田民主党と嫉妬の政治 カテゴリ:カテゴリ未分類 さて、「かみぽこ政治学」です。 掲示版に、 「民主党・岡田克也代表について 論じてください」 と書き込みがあったので、正直 あっちゃ~、 と思った。(苦笑) なんでかって言うとね、 岡田さんって書きづらいのだ。 つまり、なんていうか、 ウォッチする対象として、 特徴がないというか、 退屈というかね。。。(苦笑) 頼まれたはいいものの、 どこから書いたらいいのか、 結構いろいろ考えた。 考えに考えたあげくだが、 今日はこんな話を書いてみたい。 ある元キャリア官僚で今は退官して 民主党の関係者になっている人が (多分国会議員を目指してらっしゃる) 本を書いていらっしゃる。 本来、こういう場合は敬意を表して 「参考文献」として エントリーの最後に明記するんだけど、 あまりにもすばらしい内容の本なので、 敬意を表してあえて匿
2005年08月30日 自民党支持者「友情と打算の二重構造」:刺客は放たれるだけではない。 カテゴリ:カテゴリ未分類 さて、「かみぽこ政治学」が続きます。 留学関係を楽しみにしてる皆さんは ちょっと待っててね。 政治ネタがかきいれ時なもんで。(苦笑) 「人間カラオケマシーン」を お待ちの方は。。。 いないか、そんな人。。。(失笑) ということで、 総選挙もいよいよ公示。 センセーショナルな「踏み絵」「刺客」戦略で ぐんと上がった支持率も頭打ちで、 自民党もここで息切れして 民主党の反撃が始まるかというふうに 状況は捉えられている感じだ。 でも、私はこれまで自民党が攻勢だったというより、 むしろ自民党は土俵際に追い込まれていたのを 土俵中央まで押し戻して 民主党とガップリ4つに組んだところで 総選挙が公示になったという印象を持っている。 だって、そもそも解散になった時、 自民党は分裂選挙だっ
2003年12月23日 二大政党制を日本で機能させるには。。。 カテゴリ:カテゴリ未分類 さて、今日は今年最後の「かみぽこ政治学」です。 今日のテーマは昨日に引き続いて、 「二大政党制」。 昨日は「英国政治ウォッチング」で、 英国二大政党制が問題の多い制度であることを書きました。 その理由は、要するに 「長期的な政策の継続性が確保されないこと」 であると言えます。 では、なぜに英国二大政党制ではこれが確保されないのか? それは、結論から言えば 「官僚が政治に対してチェック機能を果たしていないから」 だと思います。 では、官僚の政治に対するチェック機能とは? 一言で言えば、 「行政の中立性」 ということです。 「行政の中立性」 この言葉、新聞やテレビでよくお目にかかりますね。 そう、最近ではクビになった藤井前道路公団総裁が、 石原国土交通大臣を批判するときに使いました。 「この決定は行政の政
すでにbewaadさんが論じられているように、今回の自民党がこれだけ議席を獲得したのは、小選挙区制がその制度的特性をもろに発揮した結果だ。その小選挙区制はイギリスを見て導入したものだと覚えている人も多いだろう。 さっき、90年代の終わりごろにイギリスで友人としゃべってたことを思い出していた。たとえば、わかりやすい例として山口二郎北大教授はこういっている。 自民党が結党以来半世紀守ってきた再分配の政治は確かに崩壊しつつある。これをそのまま温存することは無理である。自民党流の再分配政治は、腐敗、無駄、官僚の既得権など多くの弊害をもたらした。ここで問われているのは、再分配そのものを否定するのか、仮にそれを維持するなら新たな再分配の仕組みをどう打ち立てるかという点である。小泉自民党はユートピア主義的な市場中心主義で国民の支持を得ようとしている。これに対抗する民主党や造反勢力が、効率的で公正な再分配
いつも朝日新聞デジタルをご利用いただきましてありがとうございます。 朝日新聞デジタルでは、以下のページについて配信を終了させていただきます。 配信終了後は、これまでに配信した記事もご覧いただくことができなくなります。 【配信を終了するページ】 ■ロイターニュース 2023年2月26日(日)配信終了 ・経済 https://www.asahi.com/business/reuters/ ・国際 https://www.asahi.com/international/reuters/ ・芸能 https://www.asahi.com/culture/reuters/ ・マーケット・サマリー(東京、NY、欧州) https://www.asahi.com/business/stock/market-summary/ ■東洋経済兜町特捜班 2023年3月26日(日)配信終了 https://ww
■ 昨日未明以降、愛知和男氏の復活当選に関して、様々な方面から祝意を表して頂いた。一昨日深夜のエントリーにコメントを寄せて頂いた皆さんをはじめ、多くの皆さんには謝意を表する。皆さん、ありがとうございます。 ■ 昨日夕刻以降、都内で「さくらの会」に加わる、集まったのは、かんべえ殿、ぐっちー殿、さくら殿、やじゅん殿、とある雑誌編集者T氏、そして雪斎であった。もともと、さくら殿「慰労会」企画であったはずが、時節柄、大放談会と相成る。いやはや楽しかった。そして、雪斎は確信する。此度の選挙は、日本の「政治評論」の質をも暴露した。メディアの世界に「製造物過失責任法」が適用されるならば、賠償を請求される会社は続出する。マス・メディア関係の人々は、自らの「危機」を自覚すべきかもしれない。 ■ 後世、この選挙の意味を考える時に言及されるキー・アイテムは、「森喜朗のミモレット」であろう。あの森前総理が「干から
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く