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謹んで新春のお慶びを申し上げます♪ というわけで、なんとか無事に正月の喧騒(謎)を乗り越え 2006年初エントリを書くことが出来そうです。 どうぞ今後とも、当BLOGをよろしくお願い致します。 このBLOGはもともと政治BLOGという位置付けでした。 昨年の冬から強度偽装問題に傾注してしまっていますが (そしてこのエントリもそちら関連ですが 汗) 基本線は見失わずに参りたいと思っています(とはいえ この問題も今では立派な政治問題には違いないですけどね)。 なお読者の方からメールを頂き、私を「ジャーナリスト」と 思っている人がいることもわかりました(笑 大変光栄ですが、それは誤解なのです、とこの場でお断り しておきます。私は(文筆に従事するものではありますが) ジャーナリストではありません。したがって、独自の取材ルートを 持つとか、そこから貴重な(ナマの)一次情報を得る・・・と いうことは、
2006年01月19日 なんだかなぁ「脳内汚染」 [本とか映画とかTVとか舞台とか] スラッシュ・ドット・ジャパンに、「脳内汚染」なる新刊書にかんするスレッドが出来ていて、これを書いている今現在、250近いコメントがついて大にぎわいである。「脳内汚染」は精神科医の岡田尊司という方が書かれたもので、現代のアノミー的社会現象の多くが、PCゲームやネットの蔓延によるものだという、はなはだ判りやすい煽りを展開しているものらしい。 「らしい」と書くのは、私はこの本を読んでいないからなのだが、先週末、毎日新聞の書評で、鹿島茂氏がこの本を絶賛しておられるのを読んで、かなりガックリきたものだ。鹿島氏ともあろう方が、こんな「ゲーム脳の恐怖」の二番煎じみたいなクズ本を(*)褒めそやすとは、なんたることであろうか。これには絶対何か修辞学的理由があるに違いないと思ったほどだ。(*)読んでもいない本を批判するのは
イスタンブル郊外を車の窓から見ていて随分荒れた住居、スラムが多いなと思ったはもう十年も前のこと。現状は知らないが、こうした地域でイスラム原理主義が活発なのだという話を聞いて当時関心をもった。この地域のイスラム原理主義は、昨今メディアの伝える過激なものではなく、互助的な社会原理らしい。こうした関心から、パレスチナのハマスにもそういう側面があることも私はある程度納得できる。 イスラム教圏が近代化の立ち後れ状態にあるとき、あるいは国家の福祉的な施策の立ち後れがある場合、その社会はそのまさに社会機能の必要性から、こうした復古的な原理主義に立ち返らざるを得ないところがある。しかたがないと言えるのだが、問題ははたしてそうは言ったものの、「近代化の立ち後れ」なのかは考えるとむずかしい。 イスラム教圏を国家という区切りで見るとその最大の領域はインドネシアである。中東やアフリカの諸国でもなく、ましてイスラム
これはうれしい話。日経新聞企業総合面のコラム「回転いす」は、企業経営者の雑感をコンパクトにまとめた楽しい記事ですが、一昨日(7日)は雪印乳業の高野瀬社長が登場し、企業スポーツについて言及していました。 ▽…所属選手2人がスキーのジャンプでトリノ五輪に出場する。メダルへの期待はともかく、「元気で明るい笑顔で戻ってきてほしい」との言葉を手向ける。企業スポーツを取り巻く環境は厳しくなっているが、「スキー部がなくなる時は当社がなくなる時」と継続を断言。若手選手の採用も続けるという。 ▽…食中毒、子会社の牛肉偽装表示と事件が相次いだ中でも「廃部の意見は全く出なかった」。むしろ「社員の士気向上と企業イメージの回復に必要不可欠だった」と振り返る。苦しい時こそ企業スポーツが効果を発揮すると強調していた。 (平成18年2月7日付日本経済新聞朝刊から) 事件が続いた当時はいまにも倒産するかという印象すらありま
今朝の日経新聞に掲載されていました。 佐藤壮郎人事院総裁は日本経済新聞社のインタビューに応じ、1種、2種、3種に分かれている国家公務員の人事区分を改め、大卒程度採用の1、2種を統合する構想を明らかにした。職員の士気向上と業務の効率化につなげる狙いで、政府・与党が近く再開する公務員制度改革論議の中で提案する考え。 …1985年度から実施している現在の制度は1種(2004年度採用653人)、2種(同3226人)、3種(高卒程度、同1428人)に分かれる。「キャリア」と呼ばれる1種採用者は入省当初から幹部候補生。1種採用者ならほぼ無条件で幹部クラスに昇進する一方、2種公務員は昇進が限られる仕組みになっている。 (平成17年9月27日付日本経済新聞朝刊から) 中央官庁の「キャリア制度」は、アタマはいいかもしれないが経験もなく現場も知らず人情もわからない若造が偉そうにしていてロクなことができるわけが
人事制度面での大改革と言われる「成果主義」。 10年後には日本でも常識になっているかもしれない。 だが、この欧米発のシステムが企業内に混乱をもたらすことはないのか。 成果主義で成功する企業と失敗する企業はどこが違うのだろうか? 売上高1兆円、経常利益1000億円の絶頂から、わずか十数年で無残な「負け組」へ――。日本を代表するリーディングカンパニーの富士通があっという間に転落したのは、同社が1993年に鳴り物入りで導入し話題になった「成果主義」が一つの原因ではないかと見られている。目標シートも書けない管理職、主導権を握ろうとする人事部、やる気を失っていく社員たち……新しいシステムがいかに会社組織を病んでいったのか、同社の元人事部員で成果主義を推進する立場にあった城繁幸氏が赤裸々に語る。 じょう・しげゆき●1973年山口県生まれ。東京大学法学部卒業後、富士通に入社。当時、富士通は他企
第1回全日本剣道選手権大会決勝 榊原正錬士対阿部三郎教士 第1回全日本剣道選手権大会は、昭和28年11月8日、東京の蔵前国技館で全国より53名の剣士が参加して開催。1万人を 第1回全日本剣道選手権大会決勝 榊原正錬士対阿部三郎教士 第1回全日本剣道選手権大会は、昭和28年11月8日、東京の蔵前国技館で全国より53名の剣士が参加して開催。1万人を超える 観衆が集まった。 本大会は、戦前の剣道界の慣習であった専門家、非専門家の区別を廃し、選手の資格は年齢、段位、称号などに一切の制限を設けず、 各府県の予選を経て代表者を出し、剣道日本一を決するという画期的な構想によるものだった。 優勝の榊原正は大正9年愛知県蒲郡市生まれの33歳、名古屋矯正管区法務教官(剣道師範)、のちに剣道範士八段。戦前は名門東邦 商業で活躍した剣士。準優勝の阿部三郎は大正8年福島県相馬生まれの34歳、警視庁の剣道選手でのちの
小田嶋隆氏のブログで、「俺のロック」問題のヒップホップ版みたいなのが起こっていておもしろい。 そもそもは下北沢あたりのグラフティを巡って、小田嶋氏がこんなことを書いたことから始まる。 あのグラフィティーという絵文字は好きになれない。をというよりも、ヒップホップ音楽の周辺にわだかまっている要素のことごとく(ファッション、リリック、ダンス、DJ、グラフィティなどなど)が、神経にさわるわけです。 http://takoashi.air-nifty.com/diary/2006/02/post_eccc.html おもしろくなったのは、こんなコメントが寄せられてから。ほぼ引用。 まず当然家などに落書きをする行為はイリーガル(法律違反)であり、あってはならないことですが、その切り口からHIPHOPやDJを「非社会的で大人になりきれていない無理解な若者」と完全に結びつけるのは違うと思います。傾向はたし
世田谷区の大蔵というところにある国立生育医療センターに出動。 途中、環七が渋滞したので、小茂根から千川通りを走って環八に出る。やっぱり混んでいる。 帰路、若林にある古い知人の店で昼食。しばし歓談。 世田谷区役所の横を通って環七に出る。以下→代田→大原→方南→幡ヶ谷→新宿という経路で、懐かしい町並み(笹塚に10年ほど住んでいたことがあるのでね)を走る。 代田、笹塚、幡ヶ谷界隈は落書きだらけ。ちょっとびっくり。 落書きのせいか、町全体が荒涼としたムードになっている。なんというのか、サイバーパンクな雰囲気でした。 私が住んでいた80年代中盤から90年代の半ば頃は、こんなことはなかった。 当時の笹塚は、もっと暢気な町だった。 とにかく、非常に良くないことが進行している感じがする。 昨今、東京の町にあふれている落書きは、昔よく見かけた暴走族のマーキングとはだいぶ様子が違っている。 おそらく、ヒップホ
年末年始の帰省で、半年ぶりに末弟と再会した。並ぶとまだ私より身長が低い子供に、ちょっとかわいそうかな、と思いつつ、やっぱり言ってしまった。次に会ったら絶対に言ってやる、と決めていたことを。 「あ、結局、ほっとくことにしたんだ? 世界のまずしさは。」 憶えていますか? そう、ホワイトバンドです。中学生の弟はブームのさなか、うまい棒30本分もの小遣いを払ってあの腕輪を買い、いそいそと左手首につけていた。それをしつこく憶えていて、はずした途端に投げかける台詞まで準備しておいたのだから、我ながら意地悪な姉である。 * * * 私が母校はカトリック系で、年中「募金」をしていた。生徒たちは羽根の共同募金で街頭に立ち、東南アジアの少女に教科書を買い、養護施設へ使わないタオルケットを届けた。ところが或る募金の折り、担任がホームルームで「昨年の募金額が芳しくなかったので、今年は一人一律500円とします」と
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