【可変NDフィルター】 デジタルカメラの長所の一つに上げられるのは、暗所に強い事だろう。最近ではカメラの新製品がでるたび、常用感度は上がる一方で、キャノンやニコンのハイエンド機では常用でISO12800となっているものもある。画質の荒れを考えなければ、もはや目に見えないものでさえ撮影できるようになったと言っても過言ではない。また高速シャッターが使えることから、暗所での撮影でも三脚に頼ることなくブレの無い写真が撮影できるという事だ。 しかし写真表現の中では、日中にスローシャッターを使いたい場面もあるはずだ。ISO100では晴天時、絞り込みをしないで、スローできりたい時などは、NDフィルター(減光フィルター)を使用する。例えば日中、川の流れを表現したい時や、自動車レースなどで流し取りをしたいときなどだ。 このNDフィルターの使用で面倒なのは、減光量が決まっているため、何種類も用意しなけれ