それが2月第2週にはほぼ2倍の人数に急増しています。皆さん、そのように認識しておられましたか? 事実が日本社会に正しく受け入れられないと、様々な2次、3次のリスクを引き起こす懸念が考えられます。 重症者が少ないのに医療逼迫のからくり オミクロン株は「弱毒」「そのうちカゼになる」といった(およそ非科学的な)楽観が1月半ば頃までは日本列島を覆っていました。 しかし、いまそんなことが言える状況でしょうか? 「弱毒」「軽症」といった言葉は、まさに資産経済を左右する風聞同様、国民全体の防疫意識を脇の甘いものにした面があります。 いまや1日10万人、東京都だけで2万人の確認陽性者、片やコロナ病床数は4万床程度(2月2日厚生労働省発表(https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000893627.pdf)。 療養者総数は2月2日現在66万人を超え、伝染病なのに入院可