2015年05月04日17:41 カテゴリ憲法改憲論 「日本国憲法=押しつけ憲法」論は理論に値するのか?(1):天皇が命じて審議され「改正」が公布された はじめに (1)“日本国憲法は、戦争で勝ったアメリカが戦争で負けた日本に「押し付けた」ものであるから、そのような憲法は無効である”または“自主憲法を制定すべきである”と主張する意見、いわゆる「押しつけ憲法」論があります。 (2)しかし、日本はアメリカなど外国に侵略され、その結果として”日本国憲法の制定”を強制させられたというわけではありません。 むしろ、逆に日本が侵略戦争をしてその戦争で敗北し、「ポツダム宣言」を受諾した結果として”日本国憲法の制定”がなされたのです。 私は、”日本国憲法の制定”の過程につき不満を一切抱いていないないというわけではありませんが、「押しつけ憲法」論は、そもそも理論に値するのか、大いに疑問に思っています。 また