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ブックマーク / www.yamdas.org (2)

  • 山口瞳「血涙十番勝負」

    山口瞳「血涙十番勝負」(中公文庫) 作家などの文化人が囲碁・将棋のプロ棋士と指導対局を行い、その模様に雑文を織り交ぜたものを連載するというものはいくつかあるが、(少なくとも将棋の世界では)その最高峰とされるであり、以前から読もうと思っていた。 最近になって再評価の機運もあるが、個人的には山口瞳をそれほど大した小説家だとは思わない。もちろん、いくつも美しい文章を書いているのは承知しているが、彼の小説家としての限界が、彼と同じく被害者意識的嗜好性を持つ当方には透けて見え、それだけ点が辛くなってしまうところがあるのかもしれない。例えば「血族」、彼の小説の中でも最も優れた部類に入る作品であり、僕も好きなであるが、小説を組み立てる上での根気、特に資料の扱い方といったところがどうしても弱い(これは日小説家全般に感じる不満である)。書における山口瞳自身の表現を借りるなら、「途中まではいいんだそ

  • The Beaten Generation(1973年生まれの世代論)

    When you cast your eyes upon the skylines of this ... Once proud nation Can you sense the fear and the hatred Growing in the hearts of its population? And our youth, oh youth, are being seduced By the greedy hands of politics and half truths The The, "THE BEAT(en) GENERATION" 普段、世代論の類から距離を置くようにしている。そういうのは建設的ではないし、と言葉を濁すことが多い。結局のところ世代論に恣意的な自己正当化のための言説が多いというのがあるし、またそういうのに同調して連帯できたような気になるのも寒々しい。 しかし実

    synonymous
    synonymous 2006/01/30
    ザザの1989年作品を枕に、ホリエモンを語る。Lost Generation なんてのも昔あったな。Talkin 'bout my generation.
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