エントリーの編集
エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
記事へのコメント1件
- 注目コメント
- 新着コメント
注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
- バナー広告なし
- ミュート機能あり
- ダークモード搭載
関連記事
山口瞳「血涙十番勝負」
山口瞳「血涙十番勝負」(中公文庫) 作家などの文化人が囲碁・将棋のプロ棋士と指導対局を行い、その模... 山口瞳「血涙十番勝負」(中公文庫) 作家などの文化人が囲碁・将棋のプロ棋士と指導対局を行い、その模様に雑文を織り交ぜたものを連載するというものはいくつかあるが、(少なくとも将棋の世界では)その最高峰とされる本であり、以前から読もうと思っていた。 最近になって再評価の機運もあるが、個人的には山口瞳をそれほど大した小説家だとは思わない。もちろん、いくつも美しい文章を書いているのは承知しているが、彼の小説家としての限界が、彼と同じく被害者意識的嗜好性を持つ当方には透けて見え、それだけ点が辛くなってしまうところがあるのかもしれない。例えば「血族」、彼の小説の中でも最も優れた部類に入る作品であり、僕も好きな本であるが、小説を組み立てる上での根気、特に資料の扱い方といったところがどうしても弱い(これは日本の小説家全般に感じる不満である)。本書における山口瞳自身の表現を借りるなら、「途中まではいいんだそ
2008/09/18 リンク