当ブログをご覧のみなさまこんにちは。さくらインターネット研究所の大久保です。 前回までKVSとmemcachedプロトコルの概要を説明させていただきました。 Key Value Storeについて memcachedプロトコルについて 今回はプログラミング言語からmemcachedプロトコルを介してKVSにアクセスする方法について、Perl、PHPのクライアントライブラリのインストール方法、簡単なコードを解説したいと思います。 まずはクライアントライブラリをインストールします。以下はFreeBSDのPortsを使った方法です。手元の検証環境ではFreeBSD 8.0-RELEASE、perl 5.8.9を使用しています。 % cd /usr/ports/databases/p5-Cache-Memcached % make install いくつかの関連するモジュールも一緒にインストールさ
※ memcachedプロトコルの仕様書は以下にあります。 http://code.sixapart.com/svn/memcached/trunk/server/doc/protocol.txt データの保存を行うコマンド(set,add,replace,append,prepend)は、以下のような文法となります。 <コマンド> <key> <flags> <exptime> <bytes> <data> <key>は保存するためのキー名を指定します。実装によっても異なりますが、最大長は250byteです。 <flags>はアプリケーション特有の32bitの値(0〜4294967295)を指定することができ、データの取得時に格納した時の値が返されます。 <exptime>はデータの有効期間を秒数で指定します。指定した時間経過すると、自動的にキーが削除されます。0を指定すると自動削除され
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