兵庫県明石市本町1丁目、JR明石駅、山陽電鉄・山陽明石駅から徒歩3分と便利な立地にある商店街が魚の棚商店街。魚の棚と書いて、地元では「うおんたな」と呼ばれています。その発祥は古く、約400年前、信州・松本から移封された小笠原忠真(おがさわらただざね)による明石城築城の頃にまで遡るとのこと。 明石城築城の際、城下町の町割で、東魚町・西魚町にあたるのが、現在の魚の棚。 魚の鮮度を保つため、軒先に並べた棚板の上に水を流していた様子から、その名が付いたのだとか。 城に近い一等地に魚町が置かれていたことからも、魚重視の町割りだったことがわかります。 魚の棚商店街の全長350mにも及ぶ全天候型アーケード街には、鮮魚、干物、蒲鉾屋などを中心に肉野菜、日用品まで、約110店舗もの店がひしめいています。 明石の郷土料理・明石焼(あかしやき)、たこめしの店が多いのも土地柄。
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