このような準公開の場所で、しっかりと思考を磨くこと。それが、思考する自分を作り上げる。仕事を終えて、そのまま飲み会ばかりよりも、独りじっくりとノートに思考を書き留めていると、渋い表情ができてくる。その姿がとってもセクシーだと言う人もいる。 準公開環境はどこにでもある。通勤の電車の中、出張の列車、極端にいえば、歩きながらICレコーダに思考を録音していくことも準公開環境での作業だ。少々雰囲気が堅いが図書館も準公開環境だろう。オススメは長時間に及ぶフライトの機内だ。ボタン1つでコーヒーなり、お茶なりが出てくる。しかも笑顔のキャビンアテンダントが持ってきてくれるのである。これを利用しないでなんとするか。 ドトール単位 筆者たち団塊の世代が新人だったころは、高価な喫茶店ほど長く滞在するのが難しかった。飲み干すとコーヒーカップを店の人に奪われたものである。その点、近年のコーヒーショップは優れている。筆
