iPhone 5s本体表面のガラスに付着したユーザーの指紋を取り出して「TouchID」で認識させ、iPhone 5sのロックを解除することに成功したという。 ドイツのハッキンググループ「Chaos Computer Club」(CCC)は9月21日、Appleの「iPhone 5s」に搭載された「TouchID」の指紋認証をごく日常的な手段を使って破ることに成功したと発表した。 CCCのブログによると、実験に使ったiPhone 5sはセキュリティ企業のHeise Securityから提供を受けた。TouchIDの指紋認証破りには、iPhone 5s本体表面のガラスに付着したユーザーの指紋を利用したという。 まず科学捜査の手法を使ってユーザーの指紋を浮かび上がらせて写真で撮影し、反転させてレーザープリンタで透明なシートに印刷。この画像をフィルムに転写し、自分の指に貼ってTouchIDで認証