当事者視点で問題解決の糸口を考えるシリーズ。今回は、プラスチックを使わない“ノープラ”生活だ。年間800万トンが海洋に流出し、汚染が深刻化しているプラスチックごみ問題。今月のG20大阪サミットの主要議題にもなり関心が高まっている。日本は1人当たりの排出量、輸出量ともに世界ワースト2位。なぜこれほど多くのプラごみを出すのか、汚名返上には何が必要か。それを明らかにするためディレクターが“ノープラ”生活に挑む。先進的な取り組みを行う先達たちを取材して代替策も模索。EUなどがリサイクルを超え、一部使用禁止にも踏み込むなか、日本が取るべき対策を探り、便利さと環境負荷のバランスを考える。