おせち料理やお祝いの席によく使われる食材のひとつに、ちょろぎがあります。細長い渦巻き状の貝のような見た目で、おせち料理では黒豆と一緒に盛りつけられています。普段はあまりなじみがないちょろぎですが、どのようなものなのでしょうか。 この記事では、ちょろぎについて特徴や味わい、おせち料理での意味、食べ方やレシピなどをご紹介します。 ちょろぎについて ちょろぎとはどのような食材なのでしょうか。 ちょろぎとは ちょろぎは、中国が原産とされるシソ科の一種で、細長い渦巻き状の貝のような形をしています。れんこんやしょうがなどと同じように、土の中にある根の先端にできた塊茎を食用にしています。 赤い甘酢に漬けた真っ赤なちょろぎはよく出回っていますが、収穫したてのちょろぎは表面が真っ白なのが特徴です。 また、ちょろぎの名前の由来については2つの説があります。中国語の「朝露葱(チョウロネギ)」が日本語読みされたと