ユンケル委員長とトランプ大統領。右にムニューシン米財務長官とロス米商務長官が並ぶ(写真:ロイター/アフロ) ドナルド・トランプ大統領は7月25日、アメリカを訪問したジャン=クロード・ユンケル欧州委員会委員長との会談を行った。 会談後、両者は、今後の交渉で欧州製鉄鋼・アルミへの関税や、オートバイ、バーボンなど米国製品に欧州連合(EU)が課している報復関税の「解消」に取り組むことで合意したと明らかにした。 3月に、アメリカが鉄鋼・アルミニウムに関税をかけると表明してから始まっていた米欧の貿易摩擦と報復合戦は、この会談で一応の和解に至ったと言えるだろう(まだまだ予断は許さない状態である)。 この会談で、何よりも筆者が一番驚いたのは、ユンケル委員長がホワイトハウスを単身で訪問して、トランプ大統領とトップ会談を行って重要事項を決めてきたことだ。 驚きのポイントは「一人」で「アメリカ(外国)に行った」
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