中国における携帯電話の変遷は実に目まぐるしい。当初は欧米勢がほとんど市場を独占していたが、そこに割り込んできたのがサムスン電子などの韓国勢だった。しかし韓国勢の優勢も三日天下に終わり、中国の国産メーカーがいつのまにか市場を圧倒してしまった。 かつて北京に新聞記者として駐在していたころ、最も苦労したのは電話回線の確保だった。ホテルなど外部から本社に電話しようとすると、回線数が限られているので、なかなかつながらなかった。 そんな中で1980年代末に中国でも携帯電話が使えるようになり、わが社はいち早く購入した。機種はモトローラ製で、いまのスマートフォンとは似ても似つかない形をしていた。重さは1キロ近くあったろうか。それでも遠出をしたときなどには威力を発揮して、同業他社から大いにうらやましがられたものである。 一般に普及してくるのはその10年後である。2000年代に入ると、ユーザーは1億人を超え、
「在留カード渡さないと帰さない」 日本eスポーツ史上に残る“最悪”の汚点、「League of Legends」国内リーグで何が起こったか PC用オンラインゲーム「League of Legends(LoL)」の日本リーグ「LJL」で、去る5月3日、一部で「最悪の日」とも評される、ある事件がありました。 【画像:PENTAGRAMが当時発表していた説明文】 その事件とは、日本チーム「Burning Core」で活躍していた韓国人プレイヤーの“Dara”選手が、前チーム「Rampage(2018年1月に“PENTAGRAM”へ改名)」から受けたハラスメントを理由に、LoLからの引退を表明したというもの。Dara選手はRapmageに在籍していた2年半の間に、3度にわたってチームをリーグ優勝へと導いた功労者。人気、実力ともに非常に高いプレイヤーの1人で、LoLプレイヤーからは親しみを込めて“D
裁判員裁判制度が導入されて、5月21日で9年。実施状況について最高裁がまとめた結果が注目を浴びている。制度開始時に比べ、無断欠席の割合や辞退率が大きく上昇しているからだ。いったい、何が起きているのか。【BuzzFeed Japan / 籏智広太】 「より国民の理解しやすい裁判を実現する」ことを目的にした裁判員制度は、2009年から始まった。 名簿から抽選で選ばれた候補者には通知が送られ、「選任手続期日」に裁判長と面談をして参加が決まる。原則として断ることはできない。 ただ、無断欠席者は増え続けている。 最高裁がまとめた資料によると、制度開始の2009年に83.9%だった選任期日日の「出席率」は、その後一貫して減少傾向にある。15年には7割を切り、18年(3月末)では63.6%にまで落ち込んだ。 これは、無断欠席が36.4%に増加していることを示す。09年は16.1%だったため、この9年で2
【日高彰の業界を斬る・13】 新元号の発表は、2019年5月1日の改元の半年前と言われていた時期もあったが、新聞報道によると、政府会合では改元1カ月前に発表する方針で固まったようだ。 改元に関して合わせて話題に上るのが、情報システムの改修だ。民間企業の日常業務では西暦を使うことが多いが、官公庁、金融機関、公的機関に提出する文書等では、まだまだ和暦が使われており、日々の業務で使われているシステムが新元号に正しく対応できるかは、業種を問わずあらゆる組織における関心事になっている。 「そんなこと今から簡単に準備できるじゃないか。とりあえず“??”とでも表示されるようにしておいて、新元号が発表されたらそこだけ書き換えればいいのでは」 このように思う人は多いだろう。筆者もまさにそう考えていた。しかし、長年にわたって使い続けられているプログラムに手を入れるとなると、そう簡単な話ではないらしい。 マイク
今年2018年5月20日(日)、日本本土初空襲が行われてから80年になります。 私たち日本人が「戦争」をイメージする場合、多くの人はまず「空襲」を思い浮かべることでしょう。しかし、この80年前の本土初空襲の事実はほとんど知られていないようです。80年前の1938(昭和13)年というと1939(昭和14)年の第二次世界大戦や1941(昭和16)年の太平洋戦争勃発前です。いったい誰が太平洋戦争前の日本を空襲したのでしょうか。 【写真】B-10爆撃機のコックピットまわり 意外に思われるかもしれませんがその正体は中国(中華民国)空軍のB-10双発爆撃機2機でした。徐 煥升大尉を隊長とするB-10および12人の飛行士たちは5月19日深夜に浙江省寧波を離陸、ラジオ局の電波を利用した航法で夜間飛行し、熊本、佐賀、佐世保、福岡など九州北部のいくつかの都市に対して未明の空襲を実行。そして2機とも翌朝には無事
メスだけで繁殖でき、世界各地に分布を広げる外来種の観賞用ザリガニ「ミステリークレイフィッシュ」が国内の水辺で見つかっている。 爆発的な繁殖力があり、農漁業や生態系に被害が出るおそれがあるため、環境省は「特定外来生物」に指定する方針だ。 同省などによると、ミステリークレイフィッシュは、日本各地にいるアメリカザリガニと外見が似ているが、異なるのは繁殖方法だ。 メスだけで卵を産む「単為生殖」を行う。繁殖力が強く、「ザリガニペスト」と呼ばれる菌などを媒介し、エビやカニの養殖に深刻な被害をもたらすおそれもある。 世界では既に猛威をふるっている。1990年代にドイツで見つかり、その後、欧州各国で確認された。アフリカの島国マダガスカルでは、池や水田などで大量に増えて、漁業などに被害が出ているという。
空を自由に飛び回り、鳥の目線のような映像を撮影することができるドローン。家電量販店でも特設コーナーがあり、個人で扱える手軽さも魅力です。ところが、購入したものの街中で自由に飛ばして良いわけではなく、使い方によっては警察沙汰になる可能性も。郊外で飛ばせる場所を見つけたけど、いつも同じ映像でマンネリという悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか? 新聞社のカメラマンが発見した「差のつくドローンの使い方」をご紹介します。(朝日新聞大阪本社映像報道部カメラマン・内田光) 【画像】あの風景、空から撮ると…? 刑務所・ゴミ処理場・大寺院…感動のドローン写真、美しい日本の風景 まずは、ドローンを飛行させる際のルールについて、簡単におさらいです。 航空法では、総重量が200グラムを越える無人航空機を、空港の周辺や地上150メートル以上の空域、人工集中地区(DID)の上空で飛行させる場合、国交省の許可が
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