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ブックマーク / shinkaimakoto.jp (3)

  • Other voices-遠い声- » 劇場長編アニメーション『君の名は。』

    劇場長編アニメーション映画『君の名は。』の制作を始めたのは、2014年の夏でした。着想のきっかけはいくつかありましたが、ひとつは小野小町の有名な和歌です。 「思ひつつ寝ればや人の見えつらむ 夢と知りせばさめざらましを」 好きなあなたを夢で見た、夢だと分かっていたならば目覚めなかったものを——そういう歌です。 新作映画『君の名は。』は、現代の日を舞台にした、少年と少女の物語です。少女・三葉(みつは)は山深い田舎に暮らしていて、少年・瀧(たき)は東京都心の高校生。面識のないはずの彼らが、ある日互いの夢を見ます。それもものすごく具体的に、相手の生活そのものを体験する夢です。その夢に隠された秘密はいったいなんなのか——そんなところから、物語は始まります。現時点ではまだこれ以上の詳細はお伝えできませんが、思いきり楽しくて切なくて、生活の細部がそのまま宇宙の広がりにまで繋がっていくようなスケール感が

    syuu1228
    syuu1228 2015/12/11
    “『君の名は。』の公開は2016年8月。  東宝の夏休み映画として、全国で大きく公開していただけることになりました。”
  • Other voices-遠い声- » 「言の葉の庭」Q&A

    よくいただくご質問なのですが、実はいつも答えに困ります。物語にも映像にも音響にも全て力を込めているつもりだからです。逆に、一要素だけが突出してしなわないように作品全体のバランスをとるのも監督の仕事です。 アニメーション映画に求めるものは観客それぞれに違うと思いますし、僕自身としてはいつもベストなバランスで作品を作り上げたつもりで(その時は)いますので、実際に作品が公開されて観客からの感想が届き始めるまでは、どこが優れていてどこに欠陥がある作品なのか、自分では分からなかったりするんです。

    syuu1228
    syuu1228 2013/08/04
    Other voices-遠い声- » 「言の葉の庭」Q&A
  • Other voices-遠い声- » 「言の葉の庭」

    初めて「恋」の物語を作っている。すくなくとも自分の過去作では描いてこなかった感情を、作ではアニメーション映画の中に込めたいと思っている。企画を立ち上げる時に思い出していたのは、例えば次のようなことだ。 この世界には文字よりも前にまず───当たり前のことだけれど、話し言葉があった。文字を持たなかった時代の日語は「大和言葉」とも呼ばれ、万葉の時代、日人は大陸から持ち込んだ漢字を自分たちの言葉である大和言葉の発音に次々に当てはめていった。たとえば「春」は「波流」などと書いたし、「菫(すみれ)」は「須美礼」と書いたりした。現在の「春」や「菫」という文字に固定される前の、活き活きとした絵画性とも言えるような情景がその表記には宿っている。 そして、「恋」は「孤悲」と書いた。孤独に悲しい。七百年代の万葉人たち───遠い我々の祖先───が、恋という現象に何を見ていたかがよく分かる。ちなみに「恋愛」は

    syuu1228
    syuu1228 2012/12/24
    新作くるです?「言の葉の庭」
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