High Performance Browser Networking 輪読会の資料です。
ZooKeeperによる分散システム管理 Flavio Junqueira, Benjamin Reed ISBN4873116937 オライリージャパン ApacheのHadoopプロジェクトから派生したZooKeeperを紹介した本。 頑健な分散協調を容易にしてくれるZooKeeperだが、実際にはかなり落とし穴が ボコボコある。落とし穴の避け方を教えてくれるのがこの本。 Zab プロトコルも詳述されていて、とても参考になる。 HadoopのYARNやHiveなど、ZooKeeperを利用したシステムは今後増加すると思われる。 適切にZooKeeperを設定するには、それなりの理解が必要なのでこの本を読みましょう。 開発者が書いている本なので内容は信頼できる。 でも(世間的にはZooKeeperの元ネタだと言われる)GoogleのChubbyに全く言及が 無いっていうのはどうなんだろう
矢口です。 みなさんはLinuxのtcという機能をご存知でしょうか。送信するパケットの帯域制御を行うことができる大変強力な機能で、グリーでもいくつかの用途で使用されています。 具体的な事例の一つはRedisです。Redisではreplicationを新規に開始する際やfailoverが発生しmasterが切り替わった際(特に2.6系)にストアされている全データが転送されます。しかし帯域制限をかける機能がないため、ネットワーク帯域を圧迫してしまう危険性があります。また通常のクライアントとの通信でも大量のクエリにより予想以上の帯域を使用してしまう可能性があります。このような場合にtcを用いることでRedisの使用する帯域をコントロールできます。 このように有用なtcですが残念なことに日本語/英語ともにわかりやすい解説や詳細な情報は多くありません。 私も社内において使われていたtcの設定に問題が
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