こんばんは。ウェールズ歴史研究家を名乗る、たなかあきらです。 たたかうカムリ戦士、新たな章をスタートさせます。 前回までは、ハウェルとお調子者クラドグたちと、ハゲの強敵との戦いを描きました。 今回は時代が変わり、またもや争いの世界に場面を移します。軟弱者が主人公となります。 ※これまでのたたかうカムリ戦士記事一覧 www.rekishiwales.com 「マレド、本当にお前は臆病でかなわんな。戦士の息子だろう、もっと力強く堂々とできないのか? そんなのではこの乱世生き残れないし、国を任せることもできんぞ」 「だって、そんな戦いだなんて・・・父上に言われても、そんな乱暴なこと僕にはできないよ・・・」 「話にならんな、お前はウェールズ王室の血を引くものとして恥ずかしいぞ。王室の人間として失格だな。それに引き換え、お前の兄エイニオンを見てみろ!」 「戦いでは、自ら軍の先頭に立ち敵に切り込んでい
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