ブックマーク / tanshin.cocolog-nifty.com (9)

  • あれこれ - 短信

    t-kawase
    t-kawase 2023/03/24
    大分前の室井尚さんのブログから。“時代の歩みと完全にシンクロしてはならない25時間目の場所こそが大学に残されなくてはならない”この言葉を胸に刻んでおこう。
  • 国立大学がいま大変なことになっている - 短信

    新聞やテレビなどであまり報じられることはないのだが、現在国立大学は安倍内閣による大変な「改革」の波に曝されている。 「スピーディな意志決定」を売りにするこの「ヤンキー政権」は、自民党が過半数を握っているこの時期に一気に彼らの言う教育「改革」を進めるつもりらしい。 ろくな議論も反省も洞察もなく「気合さえあれば何でも解決できる」という斎藤環が言うところの社会の「ヤンキー化」は、憲法解釈の変更ばかりでなく、ついに大学教育の現場まで飲み込もうとしているのだ。その戦略的に畳み掛けるような政策の押し付けはある意味見事ですらあるが、根的に間違っている政策なので、これによって国立大学、もしくは日の大学教育全般が受けるダメージも半端なものではないだろう。元々腐りきっていてかろうじてふらつきながらも踏ん張っているような日の国立大学が、これで最後の支え棒を奪われて崩壊してしまう危険性も高い。 ひとつはこれ

    国立大学がいま大変なことになっている - 短信
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    t-kawase 2014/05/15
    焼け野原にされそうな国立大学の現状について。本当に怒りに震える。これまでの大学改革は、間違いを糊塗するために「改革の連続」をしているに過ぎない。
  • 「9.11」と「 3.11」/雑感 - 短信

    言うまでもなく「9.11」とは2001年9月11日。アメリカでいわゆる「同時多発テロ」が起きた日付である。日の午後10時頃、アメリカでは同日の早朝に事件は突然起こった。マンハッタン島の南端にある世界貿易センターのツインタワーに二機の旅客機が衝突する映像を全世界がリアルタイムで見た。その後ハイジャックされた別の二機の旅客機がそれぞれ国防総省(ペンタゴン)とホワイトハウスに向かっているというニュースが流れ、結果的にはペンタゴンの建物には小さな被害しか与えられなかったし、もう一機はおそらくは乗客の反抗によって違う場所に墜落したが、刻々と伝えられるその情報を見ながら、世界は一体どうなってしまうのかと震撼した。アメリカの経済と軍事と政治の三つの中枢を標的にしたきわめてスマートな攻撃であり、もし全部が意図通りの結果になったらもっと凄いことになっていただろう。ちょうど、バッタのプロジェクトをやっている

    「9.11」と「 3.11」/雑感 - 短信
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    t-kawase 2011/03/29
    「巨大な不寛容の時代」というフレーズは考えさせられる。
  • 日本記号学会第28回大会「遍在するフィクショナリティ」終了 - 短信

    さて、3日に唐組の初日に顔を出してからそのまま水戸入り。 4,5,6と三日間のバッタ公開も最終日の青空に救われて無事終了。 いろんな人が来てくれていろいろなことがあった。が、それはまた後日。 そのまま、息継ぎする間もなく週末は京大での日記号学会の大会。 いやあ、今回もいろいろ考えさせられた。 今回は河田学君に企画を任せていたのだが、なかなかまとまらず、四月の初めに日帰りで京都に行き、急遽決めたのが初日の企画、 シンポジウム「すべての女子は《腐》をめざす─BLとフィクショナリティの現在」 だった。 遍在するフィクショナリティということから、携帯小説やblog小説、BLなどを扱おうということになり、「腐女子」に詳しい清田友則君に電話で相談。『やおい小説論』の著者である永久保陽子さんを迎えて、BLや腐女子についてのセッションをやることにした。基的には永久保さんに30分くらいレクチャーしてもら

    日本記号学会第28回大会「遍在するフィクショナリティ」終了 - 短信
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    t-kawase 2008/05/13
    話題となった学会の主催者側からのまとめ。フロアにそんな連中が多かったのか・・・。なら、主催者側にも同情する余地がある、とアカデミック業界の僕は判断する。
  • 卒業 - 短信

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    t-kawase 2007/03/29
    「人に教えることなどは原理的にできないのだ。人は学ぶことしかできないのである。人が学ぶことの口実になることだけが教師にとって可能なことなのだ。」
  • 吉岡健二郎先生が逝去された。 - 短信

    死亡記事が出たのは7日で、亡くなられたのが2日だったのだがご親族だけの密葬だったらしい。京都大学の岩城見一さんからメールでの知らせが届いた。死因が解離性動脈瘤破裂ということだから突然死だったのだろう。昨年の10月の学会の時にも元気そうだったから。 この人が誰かと言えば、京都大学でのぼくの先生である。3年生で専門を選ぶ時に、哲学科美学美術史学研究室というのを選んだのだが、全く雰囲気になじめなかった。上の学年や下の学年は何人か覚えているが、同級生で誰が居たのかもよく覚えていない。大学生時代のぼくは大学にはほとんど顔を出すことがなかったし、単位とかカリキュラムのこともよく知らなかった。漠然と仏文に進むものだと思っていたのだが、二年生の終わりに第一外国語だったフランス語の初級の単位をほとんど取れていなかったことと、今「版画芸術」の編集長をしている一年上の先輩が美学に入ったからというかなりいい加減な

    吉岡健二郎先生が逝去された。 - 短信
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    t-kawase 2007/02/04
    「だが逆に言えば全く学生のことを理解してくれない頑迷な壁である教師の在り方もあるのではないか」<結果論としては正しい。でも、実際そういう先生がいたら大変だよな。
  • 納豆ね− - 短信

    「あるある大事典」放送中止騒ぎで話題の納豆ダイエットだが、ぼくは試しにやっている。一日二回、かき混ぜて20分以上放置して発酵させてからべるとかいうところが個人的にヒットしたからだ。 「紅茶キノコ」から「カスピ海ヨーグルト」まで、こんなものにずっと踊らされ、騙されてきたわけだが、半信半疑で「ネタ」で楽しんでいると思っていたはずなのに、いつのまにか「ベタ」で怒り出す人が余りにも多いことに逆に驚いた。だいたい堺正章と志村けんがやっているゴールデンタイムの番組内容をそのまままともに信じる方がどうかしている。DHEAだって、その若返り効果やダイエット効果なんて全く証明されていないのに、一人や二人の大学教授が言ったこと(だけ)を信じて、スーパーの納豆の買い占めに走る消費者の方が悪いのだ。全く「証明」なんてされていないタバコの害や副流煙の有害性を鵜呑みにしている人たちと同類だね。まあ、デマというのは元

    納豆ね− - 短信
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    t-kawase 2007/02/04
    あるある、そういう「嗜虐性」。
  • 「祭りの後」も忙しい - 短信

    いろんなことが矢継ぎ早に通り過ぎた唐ゼミ★公演が終了してから、月曜日は政府系某委員会の初仕事で神田神保町へ。夜は河出書房の「道の手帖・唐十郎」の編集者の新井学さんと少し飲む。その前の、まだ公演中だった土曜日には慶應大学出版会を訪ね「新記号論叢書セミオトポス」の打ち合わせと共に、新しい担当者と別な企画のについて相談する。実は、6月の10-11日に岐阜大垣市にある情報科学芸術大学院大学(IAMAS)に集中講義で行くことを決めたのだが、その時に吉岡洋と連続討議をするのをの形にしたいという計画がある。 直接のきっかけは東京新聞に『モダンのクールダウン』(稲葉振一郎著)の書評というのを頼まれたことである。かなり期待を持って読んだのだが、読み終えてみて大きな失望を受けた。何か救い上げようと努めはしたのだが、それができない。まあ、仕方ないのだが著者にはちょっとばかり申し訳ない気持ちはある。新聞書評

    「祭りの後」も忙しい - 短信
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    t-kawase 2006/05/26
    どのような「対話」「対決」になるか、期待。
  • 誰が姉歯を責められるのか? - 短信

    27日は中野の光座に唐組の久保井研が出演している新転位21の「黙る女」を観に行く。あとは一連の大学内の問題でタフな会議続き。それから、文化庁の芸術文化振興会などの文化助成の実績報告書作りや来年度の申請書作りに追われる。これをやっているとストレスがたまる。 演劇/映画/美術/音楽といったあらゆる領域で国家による文化助成が行われており、演劇だけでも数十億円に及ぶ国費が使われている。そして、きわめて多数の演劇公演がここから助成金を受け取っているからだ。だが、これを受け取るためには一年のこの時期に次年度の予算計画を提出しなくてはならない。そして、助成金の額は予算総額の1/2まで、そして自己負担金(つまり赤字)の範囲内でなければならない(実際には赤字分全部ではなくそこにまた60%程度をかけた金額が助成額となる)。そして、実績報告書ではこの総予算額とだいたい同じ(80%まで)になっていなければならない

    誰が姉歯を責められるのか? - 短信
    t-kawase
    t-kawase 2005/12/07
    同感。姉歯氏のような人物を必要とした「構造」を見ずしては、何も改善されないだろう。
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