ソウル市を訪問中の大阪府の橋下徹知事は4日、地方分権をテーマに講演し、「民主党が地方分権を進めてくれなければ、次の選挙で落とすべく政治的な闘いをしていく」と述べ、新政権にマニフェスト(政権公約)に掲げた分権項目の具体化を迫っていく考えを示した。 橋下知事は衆院選で各政党に対し、マニフェストへ地方分権関連の項目を盛り込むよう求めた経緯について「選挙で国会議員に揺さぶりをかけようと考えた」と説明。「その結果、自民党も民主党も地方分権をやらないと政権を奪われると認識するようになった」と成果を強調した。 この経験を踏まえ橋下知事は、地方分権実現には、地方が国と闘い権限を奪い取る「政治闘争が不可欠」と訴え「アジアで分権を実現するために、国を超えた闘争をしていきたい。一緒に闘おう」と呼び掛けた。(共同)
8月30日投開票の衆院選で、自民党の森喜朗元首相(72)を“伐採”寸前まで追いつめた民主党の田中美絵子氏(33)に3日、“意外な過去”が明らかになった。2003年を中心に「風俗ライター」として活動していたというもので、4日発売の写真週刊誌「フライデー」(9月18日号)が報じている。比例区で復活当選し民主党爆勝の象徴的存在だけに、思わず…エッ!? 【続きを読む】
民主党の鳩山代表の論文が、米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)に掲載され、米欧に「反米的」との評を広げた問題で、鳩山事務所と論文を配信した米通信社の間に、掲載の経緯を巡る見解の相違があることが3日、明らかになった。 日本の月刊誌「Voice」9月号に掲載された論文は、「私の政治哲学 祖父・一郎に学んだ『友愛』という戦いの旗印」の題で、事務所が業者に発注し英語と韓国語に翻訳、鳩山代表のホームページに掲載した。 世界の要人インタビューなどを配信する米国の通信社「グローバル・ビューポイント」は、これを大幅に省略し、「新しい日本は米主導の市場原理主義を拒絶、東アジアの統合を模索」との見出しで配信。タイムズ紙はこれをさらに削って掲載した。 「グローバル」のネイサン・ガーデルス編集長は「Voiceを通じて鳩山事務所の許可を取った。短縮したが、文章はそのままだ」と話している。 これに対し「Voice」編
インターネットの普及、iPodなどデジタルミュージックプレーヤーの登場にともなって、「音楽配信」はますます大きな存在になってきている。これまでは“欲しいときにすぐ手に入れられる”というような利便性のみが注目され、クオリティは二の次という感が強かったが、「KRYPTON HQM Store」や「e-onkyo music store」など、CD以上のクオリティを持つデータを配信するサービスが登場し、そのイメージも覆された。 レコード、CD、そしてデータ……メディアの変化にともない、そのかたちだけではなく、「音楽の持つ価値」も変わってきているのではないか。 アルバムに“データ版”を用意したり、ライブを24時間以内にiTunesで配信するなど、意欲的な試みを行っている坂本龍一氏。音楽コンテンツの作り手として、そしていちリスナーとしての坂本氏の考えをうかがった。 ■今後の主流は音楽配信になっていく
「機動戦士ガンダム」の監督として知られる富野由悠季さんが9月2日、パシフィコ横浜で開かれているゲーム開発者向けイベント「CESA Developers Conference 2009」(CEDEC 2009、3日まで)で、「慣れたら死ぬぞ」と題した基調講演を行った。 「僕にとってゲームは悪」「CGの絵は、はっきり言ってつまらない」など、歯に衣着せぬ言葉でゲーム業界やCGを痛烈に批判しながらも、昨年語ったプロ論(「お前らの作品は所詮コピーだ」――富野由悠季さん、プロ論を語る)と同様、「あのジジイ(富野氏のこと)を黙らせてやろうと考えてくれ」などとクリエイターを鼓舞する“富野節”に、詰めかけた来場者はわいていた。 アニメ制作は、映像業界で最下等の仕事だった 講演テーマ「慣れたら死ぬぞ」は、口をすべらせた言葉がたまたまタイトルになったということが実情ですが、基本的にはお話できると思います。 まず
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