名古屋大、ワームホールの探し方に関する新論文を発表! タイムマシンの可能性は...!? 2010.12.07 10:00 名古屋大学の阿部文雄准教授が「ワームホール」を見つけるための方法について論文を発表しました。 ワームホールとは、光さえも飲み込むほど強い重力を持つ天体「ブラックホール」と、ブラックホールを時間方向に反転した何でも吐き出す「ホワイトホール」を結びつける仮想的なトンネルのことだそうです。アインシュタインらによって存在は予測されているものの、いまだ実際には観測されていない現象です。 今回発表された論文によると、 ワームホールを探すために取るべき道は、非常に小さい重力レンズである「マイクロレンズ」の存在の手がかりを探すことだ とのこと。「重力レンズ」は、銀河などといった非常に質量のある物体が時空を歪ませ、周囲の光が曲げられることで起こる現象のことです。 ワームホールが存在する場