お盆なので、がん治療のセカンドオピニオンを求める方が遠方から連日、来られる。 東京の大学病院の有名な先生を受診してから尼崎まで来られるので御苦労さんだ。 でも、どうしてわざわざ尼崎まで来られるのかな。 その有名な先生を受診された方は、全員、現在進行形の治療の中止を指示されてた。 しかしその判断が信じられないので、また私のような町医者のところまで相談に来られる。 有名先生は、一発で患者さんの人生を変えている。 カリスマ性があるのだ。 書籍が売れていることが正しこととは限らない。 票が多い政治家がエライとは限らなのと同じ。 患者さんの言葉を聴いていて、いくつか思うことがある。 有名先生は、手術も、抗がん剤も、放射線治療も、見事に全否定している。 理由は、「無意味だから」だけ。 理由を紙に書かれるので、みなさんそれを持ってこられる。 内容は私には支離滅裂としか言えない。 それに宛名の無い紹介状を