ファミコンのゲームカセットの形状デザインはメーカーによっていくつかの種類がありました。印象が強いので、当時他のメーカーもやればいいと思った方もいるでしょう。しかし実は、やりたくてもできない事情がありました。 2022年12月、ファミコン初期のゲームカセットのデザインについて、任天堂が商標を出願していたという話題がありました。ここでいうデザインとはラベルのことですが、ファミコンのカセットは形状もさまざまだったことをご存じでしょうか? 例えばコナミのカセットは向かって左側に穴が開いていました。これは子供がひもを通して首から下げるためのものと言われています。他にも発光ダイオードが光るアイレムをはじめ、サンソフト、ジャレコ、タイトー、ナムコ、バンダイといったメーカーのカセットは独自の形状でした。他のメーカーもやればいいのにと思ったのは筆者だけではないはずですが、実はやりたくてもできない事情があった
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