『岩波書店』が出版する国語辞典。最新版は第八版(2019年)。略称「岩国(いわこく)」。Googleの検索結果で言葉の意味を検索すると、最初に出るのがこの辞書の第七版新版の語釈。書籍版と比較すると、大半の解説が削られている。 「読む・書く・話すにひとり一冊」 「日本語を丁寧に使いたい」 岩波国語辞典とは?標準的で、保守的。語釈は簡潔で、用例は比較的豊富。一時的な流行や、不安定な誤用にとらわれないという。活字が大きく見やすさ抜群。言葉の意味の変遷(年代つきで解説している語もある)や、類義語や関連語も多く掲載してある。敬語や文法的解説が懇切丁寧である。 品詞の表示も、特に副詞については「【にこにこ】〔副(と)・ス自〕」のように、あとに続く格助詞が示してあり、分かりやすくなっている。オノマトペ(擬音語・擬態語)に関しては、微妙な語感の差まで解説が施されている。「さくさく、ざくざく、ざっくり」「ふ