インスリン投与を受ける糖尿病患者(2011年11月8日、資料写真)。(c)AFP/SAJJAD HUSSAIN 【3月2日 AFP】糖尿病の新たな分類法が2日、専門誌「ランセット・糖尿病および内分泌学(The Lancet Diabetes & Endocrinology)」に発表された。研究班は、治療の改善に加え、致命的な合併症のより正確な予測につながる可能性があると期待を示している。 糖尿病は現在、血糖値の調節作用のあるホルモンであるインスリンを全く生成できない1型と、生成はするが量が不十分な2型の2つに分類されている。 ただ2型についてはその多様性が数十年前から認識されてきたにもかかわらず、分類の見直しには至っていなかった。 今回発表された新分類法では、成人糖尿病を現行の2つではなく、5つに分類する。論文の上級執筆者で、スウェーデンのルンド大学(Lund University)で内分