アメリカの大手IT企業「グーグル」は、AI=人工知能に使うデータセンターを都内に初めて開設したと発表し、日本企業向けのビジネスに本格進出する方針を明らかにしました。 都内に開設したのは、AIを使ったサービスの拠点となるデータセンターで、クラウドと呼ばれる技術で大量のデータの処理や複雑な分析を行う機能を備えています。 具体的な場所や投資額などは明らかにしていませんが、グーグルがこうした施設を日本に設けるのは初めてです。 グーグルは、さまざまな業種の企業向けに、人手不足の解消や新たなサービスの開発などでAIの技術を提供する事業を手がけています。 これまでは日本企業向けのサービスは台湾などのデータセンターを活用していましたが、AIによるデータの処理速度と安全性を高めるために東京都内に新たに設置したとしています。 グーグルのクラウド部門のタリック・シャウカット代表は「製造業や金融サービスなど膨大な