MySQLのインデックスを効果的に使う方法の第2弾。よく似た2つのクエリなのに、実際にはインデックスの使い方がそれぞれ異なることを通じて、オプティマイザがどのようにクエリの実行計画を立案するのか、そしてその結果どうインデックスが使われるのかを解説する。 前の記事では、ひとつのテーブルに対する様々なクエリを対象にして、インデックスのデザイン方法について議論しました。この記事ではより実世界に即した問題解決の例として、よく似ているにも関わらず、ひとつは適したインデックスを使い、もうひとつはフルテーブルスキャンをしてしまうという、2つのクエリを取り上げます。動作の違いはバグなのでしょうか?それとも想定された動きなのでしょうか?続きを読んでみてください! 対象のクエリ2つ # Q1 mysql> explain select col1, col2 from t where ts >= '2015-0
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