■憲法と裁判官 石川義夫氏(元東京高裁判事、元司法研修所教官)の著作「思い出すまま」(れんが書房新社)に、24期当時の青法協攻撃に関する内情暴露が記載されていることを知り合いの弁護士から教えてもらいました。(この本は未入手ですので,孫引きです。) (司法修習)後期の終わりが近づいたある日、田宮上席教官と次席の私が矢口人事局長に呼出された。問題は青法協に所属する修習生が判事補任官を志望した場合、これを以下に処置するかということだった。矢口氏は田宮氏に「研修所教官の方で、疑わしい連中の試験の成績を悪くしておいてくれれば、問題は解決するじゃないか、何とか考えてくれ」と言った。要するに、青法協所属の修習生の任官を人事局の責任で拒否することをしたくないので、研修所教官の責任で拒否しようとしたのである。田宮氏は「教官にはそんなことは出来ません」と言下に断った。私はこの件について、矢口氏の名誉を慮って、
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