2006年09月26日23:49 カテゴリ政治 安倍内閣の「美しい日本」。 市場は安倍内閣の顔ぶれを「まあまあ」と見るのではないでしょうか。成長のために規制を緩和し、投資のための環境を整えていく…という考え方の人が多いようです。論功行賞は「ろんこうこうしょう」と読むんですね。自分に考えの近い人や、功績のあった人を抜擢するのは、政策の実現のためには当たり前のことですから、むしろ市場はプラスに評価すると思います。田中県政や小泉内閣には、まるでテレビドラマのような面白さがありましたけど、それが何年も続けば支える人たちも疲れてしまいます。今週からは例によって「新閣僚に聞く」という横並びの連載が新聞で始まり、メディアの側は失言や過激な発言を取ろうとするのでしょう。教育改革では愛国心が重視されそうですが、それをやっても効果は薄いと思います。私が初めて中教審の答申を読んだのは80年代初めの高校生のときで