先週の金曜日、英上院資金疑惑に関し、BBCがあるニュースを報道したところ、報道内容が「捜査の進展に関わる」ということで、裁判所が放送差し止めをした、という出来事があった。 この疑惑で裁判所から報道差し止めが入るのは初めてで、この件を裁判所に持ち込んだのがゴールドスミス法務長官だった。 金曜の夜のBBCのニュース番組で、ロビンソン政治記者は、「何もいえない」として、訳のわからない説明をしたものだった。 この件は週末から週明けにかけて、大きな展開があった。新聞各社がそれぞれこのニュースは一体何か?、差し止め命令が出るとは相当なニュースに違いない、とかなり動いたようだ。 そして、昨日、月曜の夜のことだ。ガーディアン紙が記事のドラフトを書き、これを関係者に照会。その関係者(警察など)がまた法務長官に連絡し、またまた裁判沙汰になりそうになったのだ。 ところが、今回、差し止め命令にはならなかった。それ