JJUG CCC 2018 Fall 2018-12-15T16:45+09:00 #ccc_e6 http://www.java-users.jp/ccc2018fall

Ubiregi Advent Calendar 2018 の 18 日目です。 ユビレジではたくさんのお客様の大量の POS データをお預かりしており、様々なバッチ処理も実行されています。今回は特定のケースでバッチ処理の一部が 30 分以上かかっていた処理を 14 秒で終わるようにした話について書きたいと思います。前回の Ruby 2.5 の SEGV と闘った話 - @watson1978 の日記 に引き続き DTrace を使った話になります。 はじめに ユビレジでは CSV ファイルでお客様が特定のデータをダウンロードしたりアップロードできる機能があります。CSV ファイルにエクスポートしたり、CSV ファイルから DB に取り込む処理を Worker を起動してバッチ処理しています。 大量のデータを保有しているアカウントと同量のデータを用意して手元の環境で試したところ時間がかかるこ
DBのレイヤーを含むエンドツーエンドテストやDBに依存したコンポーネントの自動テストがたくさんあると、全てのテストが終わるまでに長い時間がかかるようになってしまうことがあります。DBのクエリ実行はネットワークIOやディスクIOなどを含んだ高コストな処理だからです。 Docker を少し工夫して使うと、お手軽にテスト中のDBのクエリ実行にかかる時間を削減できます。自動テストが完了するまでの待ち時間を短縮し、開発のフィードバックサイクルをより早く回せるようになります! MariaDB を用いたプロジェクトの実績では、DBアクセスを伴うテストケースが 153件 ありましたが、この方法によりそのテストスイートのローカル環境での実行時間を約 43% 削減できました(約 145.7s → 約 83.3s)。 どうやって? Docker で tmpfs を使います。 tmpfs tmpfs とは、ディス
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