万年筆愛好家の方はすでにご存じかと思いますが、えい出版社さんからまもなく「万年筆クロニクル」が発売されます。 「クロニクル」とは「年代記」といった意味があるそうです。つまり、万年筆年代記ということですね。まさにその名にふさわしい万年筆の大図鑑といった風格があり、読み応え満点です。 読み物としてだけでなく、カラーページもとても多く見応えも十分。たとえば、歴代の吸入方式を著者のお一人である古山浩一さんの素敵な絵とともにずらりと紹介されていたり、 もう一人の著者である万年筆コレクター すなみまさみちさんの所有されているものだと思いますが、万年筆メーカー各社のかなり古い貴重なカタログや広告もたっぷりと掲載されています。私自身初めて見るものばかりで思わず食い入るように見てしまいました。 ちょうど、これから夏休みを迎えるわけですが、この夏休みの自由研究として、私はこの本を熟読しようと思います。 「万年