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ブックマーク / kenmogi.cocolog-nifty.com (25)

  • 茂木健一郎 クオリア日記: ワクワクは「進化からの贈り物」

    「今度の台風は、強いままで 来るようですね。」 「これは、間違いなく上陸するな」 「これは、電車がとまるかもしれないゾ」 「風が強くなるかもしれないなあ」 「帰れなくなるかもしれない」 「うわあ、すごい雨になった。」 台風を待ちかまえる人たちの 会話は、なぜか少し楽しそうだ。 災害に見舞われるかもしれないのに まるでワクワクしているようにも 見えるのはなぜか? 危険が迫った時に、ワクワクする ことは、適応的だからである。 いたずらに不安に駆られたり、 恐怖にとらわれたりして いたのでは、いざという時に 的確な判断をしたり、 敏捷に動いたりできない。 ワクワクは「進化からの贈り物」 なのである。 NHK出版へ。 『プロフェッショナル 仕事の流儀』 のでいつもお世話になっている 高井健太郎さん、小林玉樹さん と打ち合わせ。 「茂木さん、コラムを毎回書くの 大変じゃないですか」 「いや、大丈夫

    t2taro
    t2taro 2007/09/07
    「わくわく」…という高揚感。人のパワーの源泉なのだと思う。クリエイティブな分野に限らず、人の活動はそうあるべきだと思う。…とはいえ、そういうスタンスの持続は…実は難しい。脳化が邪魔をするのだろう。筋肉
  • 茂木健一郎 クオリア日記: 擬態

    t2taro
    t2taro 2007/08/31
    昆虫には関心がある。でもあまり詳しくなっていない。なので、ここの書かれている、「シロオビアゲハのメスでベニモンアゲハに擬態する種類のものがある…」というのは初めて知った。ある環境の中での競争優位性、そ
  • 茂木健一郎 クオリア日記: 星を見上げて

    朝、温泉の脱衣場に ある牛乳の自動販売機を 見ていて思い出した。 幼稚園の頃、毎日牛乳代を 持っていった。 小さな袋に入れて持っていった。 普通の牛乳の時は白い袋。 コーヒー牛乳の時は赤い袋。 友だちは、赤い袋を持って きている人も多かったのに、 うちの母親は、普通の牛乳の方が 健康に良いと何時も白い袋を 渡された。 あこがれた。コーヒー牛乳が 飲みたいなあと思った。 大人になったから、自分で買う ことができる。 瓶の口にくちびるをつけながら、 「過去は育てることができる」 と念じた。 大分合同新聞、 西日新聞、佐賀新聞、長崎新聞、 熊日日新聞、宮崎日日新聞、南日新聞 の九州各県の新聞社が共催する 「九州創発塾」。 姜尚中さんの話は、ロジックの底に 熱いパトスがある。 とりわけ、ご自身の体験に基づく 発言に、ちろちろと燃えるような 情念があって、クールな声との 対照が心地よかった。

    t2taro
    t2taro 2007/08/23
    「多様性と統一は、まさに脳が進化の過程で直面した問題でもある」との言葉に思い当たることが数々…。「九州創発塾」という試み(イベント)を、茂木さんのエントリーで初めて知る。「九州は東アジアのゲートウェイ
  • 茂木健一郎 クオリア日記: 科学という文化

    Lecture Records 茂木健一郎 『科学という文化』 ソニー教育財団 講演会 千葉市 海外職業訓練協会(OVTA) 講演、質疑応答 音声ファイル(MP3, 81.8MB, 90分) » 「科学という文化」を聴く トラックバック なんでもあり! です 私の日記!! 茂木健一郎氏『科学という文化』ソニー教育財団 講演会 を聞いた。 安定感のある口調でずんずんと響いてくる。 まずは、冒頭のの話で、 ぐっと心をわしづかみにされる。 これって大切ですね、導入部の重要性。 * 科学と科学教育に関する話はとても興味深く、 頷く部分もとても多かった。 まがりなりにも研究をする者として 科学的姿勢の大切さを感じる。 エヴィデンスはとても重要で、 さらに「どこに」エヴィデンスを求めるか ということそのものにも 重要な視点があると感じつつ... [続きを読む]

  • 茂木健一郎 クオリア日記: 情報倫理

    金曜日の夜。 どうも疲れていたらしく、 9時間くらいは眠った。 一度起きたのだけれども、 それから眠って、「時差スイッチ」 が入ってしまったらしい。 フジテレビで 『ベストハウス1、2、3』 の収録。 NHKで『プロフェッショナル 仕事の 流儀』の打ち合わせ。 須藤ユーリさんが 干したマンゴを「ほい」と くれる。 現在フィリピンに取材中で、 一時帰国したユーリさん。 「マンゴ」の複数形は、 「男は行く」というスペルに なることに初めて気付いた。 男ユーリ、ひとりフィリピンを行くのである。 竹内薫が、7月22日の日記で、amazonに載った自著の書評について嘆いている。 日のネット文化において「匿名性」 が強いことについては、様々な 歴史的要因があるのだろう。 個人が言挙げしにくい文化風土、 俳句や短歌などの「雅号」、 巨大匿名掲示板の隆盛。 インターネットというと、 世界共通のように思う

    t2taro
    t2taro 2007/07/28
    [命題/提言][markup]世界を結び開かれているネットでありながら、事実上閉じている日本語圏。そこでの問題を再認識。