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ブックマーク / nazology.net (16)

  • サンゴ礁を「人工的に大きくした雲」で救う計画が進行中 - ナゾロジー

    現在、いくつかの国や地域では、サンゴ礁の白化が問題になっています。 これは海水温の上昇によって生じる現象であり、この状態が続くならサンゴ礁は壊滅してしまいます。 そこでオーストラリア・サザンクロス大学(SCU)の国立海洋科学センター(National Marine Science Centre)に所属するダニエル・ハリソン氏ら研究チームは、海上の雲を増強して太陽光を跳ね返す「マリン・クラウド・ブライトニング(Marine Cloud Brightning)」を試行しました。 将来的には海水温の上昇が抑えられ、サンゴ礁の白化現象を阻止できるかもしれません。 研究の詳細は8月25日、科学誌『Nature』にニュース記事として掲載されました。 Can This ‘Cloud-Brightening’ Technique Save the Great Barrier Reef? https://i

    サンゴ礁を「人工的に大きくした雲」で救う計画が進行中 - ナゾロジー
    t2wave
    t2wave 2024/04/18
    計画気象
  • イメージが鮮明過ぎて現実と想像の区別が付かない能力者「ハイパーファンタジア」とは? - ナゾロジー

    眠れない夜に頭の中で羊を数えたことはないでしょうか? 私たちは普通、目の前にない物でも頭の中にイメージして視覚化する能力を持っています。 ところがこの頭の中で羊を数えるという行為が理解できないという人たちがいます。人口の約2〜5%存在するとされるこの人たちは、視覚的なイメージをまったく頭に思い浮かべることができません。 これを「アファンタジア(Aphantasia)」と呼びます。 そしてさらに、世の中にはこれと正反対の性質を持つ人達もいます。人口の約3%に含まれるとされるこの人たちは、視覚的なイメージを極めて鮮明かつ緻密に思い浮かべることができ、これは「ハイパーファンタジア(Hyperphantasia)」と呼ばれています。 このハイパーファンタジアはあまりに物事が鮮明にイメージできてしまうために、現実と想像を区別するのが困難になるといいます。 今回はこのイメージの視覚化に関する両極端な能

    イメージが鮮明過ぎて現実と想像の区別が付かない能力者「ハイパーファンタジア」とは? - ナゾロジー
  • ADHDには「進化上の利点」があった! - ナゾロジー

    ADHD(注意欠如・多動症)は、集中力が続かない”不注意”、落ち着きがない”多動性”、思いつくとすぐに行動してしまう”衝動性”を特徴とする発達障害です。 近年はADHDと診断される人の数が世界的に増加しており、そのネガティブな側面ばかりが話題にされています。 しかし米ペンシルバニア大学(University of Pennsylvania)の研究で、意外にもADHDには私たちの祖先にとって進化上の利点があったことが示唆されました。 ADHDに特有の注意散漫や衝動性が初期人類の料採集において役に立った可能性があるというのです。 一体どういうことでしょうか? 研究の詳細は2024年2月21日付で科学雑誌『Proceedings of the Royal Society B: Biological Sciences』に掲載されています。 ADHD linked with proclivity

    ADHDには「進化上の利点」があった! - ナゾロジー
  • センサーを付けたアザラシを追跡し、人間が知らない南極の海底渓谷を発見 - ナゾロジー

    水族館や動物園で見かけるアザラシは、陸上で転がってのんびり過ごしているかもしれません。 しかし実は、そのキュートな見た目を裏切るように、水中ではかなりのスピードで泳ぐことができます。 しかも潜水が得意であり、約2時間以上息を止めたまま、水深2000mまで深く潜ることも可能だと言われています。 オーストラリアのシドニー海洋科学研究所(SIMS)に所属するクライブ・R・マクマホン氏ら研究チームは、そんなアザラシの頭にセンサーを取り付けることで、東南極大陸棚の隠された地形を発見することができました。 アザラシたちによる合計50万回以上のダイビングにより、「海底が思っていたよりも1000m以上深かった」と判明することさえあったのです。 研究の詳細は、2023年7月21日付の科学誌『Nature Communications Earth & Environmental』に掲載されました。 Macqu

    センサーを付けたアザラシを追跡し、人間が知らない南極の海底渓谷を発見 - ナゾロジー
  • シャチは何故かネズミイルカに嫌がらせして、食べもしないのに殺す - ナゾロジー

    「海のギャング」や「海の王者」などとも呼ばれ、海の物連鎖の頂点に立つ、まさに最強の海洋生物シャチ。 私達から見るとパンダのような白黒の体と、賢い頭脳を持ち、水族館でも愛らしい姿を見せてくれる魅力的な生物ですが、やはり海のギャングと呼ばれるだけあって、新たな研究ではシャチの恐ろしい一面が報告されています。 以前から、シャチが、来の獲物ではないネズミイルカに対し嫌がらせをしていて、べるわけでもなくただ殺すという不可解な行動が確認されていました。 このシャチの行動は長い間科学者を悩ませてきました。 今回、シャチの保護活動を行う非営利団体「Wild Orca」のデボラ・ジャイルズ氏と、カリフォルニア大学デービス校獣医学部のサラ・テマン氏ら研究チームは、60年に渡って記録されてきたデータの中から、なぜシャチがネズミイルカをいたずらに殺すのかを調査しました。 一体、シャチは何を思いネズミイルカを

    シャチは何故かネズミイルカに嫌がらせして、食べもしないのに殺す - ナゾロジー
  • イルカの母親も子供に話しかけるとき「赤ちゃん言葉」を使っていた! - ナゾロジー

    大人は幼児に話しかけるとき、声が高くなったり、あやすような言葉遣いになる「赤ちゃん言葉」を使います。 これは人間特有な行動に感じますが、実はそうではなかったようです。 米ウッズホール海洋研究所(WHOI)を中心とする国際研究チームはこのほど、バンドウイルカの母親が子供に話しかける際に声のトーンを変えていることを報告しました。 これは子供に話しかけるときにのみ見られた鳴き声であったことから人間が行う「赤ちゃん言葉」と同類のものと見られています。 イルカが「赤ちゃん言葉」を使うことにどんな意味があるのでしょうか? 研究の詳細は、2023年6月26日付で科学雑誌『PNAS』に掲載されています。 Dolphin moms use baby talk to call to their young, recordings show https://phys.org/news/2023-06-dolph

    イルカの母親も子供に話しかけるとき「赤ちゃん言葉」を使っていた! - ナゾロジー
  • https://nazology.net/archives/124357?s=09

  • なぜ旅客機には乗客全員分のパラシュートが積まれていないのか - ナゾロジー

    飛行機の墜落事故のニュースを聞くと、「パラシュートで脱出できなかったのだろうか?」と疑問に感じるかもしれません。 軍用機や訓練機には緊急時に利用できるパラシュートが搭載されていますが、民間人が利用する旅客機にはパラシュートが積まれていません。 なぜ旅客機には、乗客全員分のパラシュートが積まれていないのでしょうか? インド・パンジャブ大学(Panjab University)に所属する理学士アシシュ・ティワリ氏は、その理由を解説しています。 Why Don’t Commercial Airplanes Have Parachutes For All Their Passengers? https://www.scienceabc.com/eyeopeners/why-dont-commercial-airplanes-have-parachutes-for-all-their-passeng

    なぜ旅客機には乗客全員分のパラシュートが積まれていないのか - ナゾロジー
  • ヒトだけが持つ「知恵の実」遺伝子がチンパンジーの脳オルガノイドを人化すると判明 - ナゾロジー

    人間がべた「知恵の実」を、チンパンジーに分け与えられるかもしれません。 ドイツのマックス・プランク研究所(Max-Planck-Institut)で行われた研究によれば、ヒトだけにしか存在しない脳を巨大化させる「知恵の実」遺伝子ARHGAP11Bをチンパンジーの人工培養脳(脳オルガノイド)に組み込んだところ、大脳新皮質の幹細胞が2倍に増加し、ニューロンの劇的な増加するヒト化が確認されました。 また逆にヒト細胞から作られたヒト脳オルガノイドから「知恵の実」遺伝子を奪ったところ、大脳新皮質の幹細胞数がチンパンジーと同レベルまで減少してサル化が起こったことも判明します。 サルに「知恵の実」を与えるヒト化と、ヒトから「知恵の実」を奪うサル化の両方が実現したことにより、脳進化の理解が進むと考えられます。 研究内容の詳細は2022年9月13日に『EMBO reports』にて公開されています。

    ヒトだけが持つ「知恵の実」遺伝子がチンパンジーの脳オルガノイドを人化すると判明 - ナゾロジー
  • 太平洋を横断して広まるザトウクジラたちの大ヒットソングを発見! - ナゾロジー

    私たちは、世界的な大ヒットソングが誕生したり、特定のお菓子が国を超えて流行したりするのを見てきました。 それらが根強く定着することで、新たな音楽文化文化が生まれることさえあるでしょう。 実は、ザトウクジラたちも同様の流行や文化的な広がりを経験しています。 イギリスのセント・アンドルーズ大学(University of St Andrews)生物学部に所属するエレン・ガーランド氏ら研究チームが、ザトウクジラの歌が太平洋を横断して広がっていることを発見したのです。 オーストラリアから徐々に広がり、今ではポリネシアやエクアドルでも同じ歌が歌われています。 研究の詳細は、2022年8月31日付の学術誌『Royal Society Open Science』に掲載されました。 Humpback Whale Songs Travel 9,000 Miles Across the Pacific O

    太平洋を横断して広まるザトウクジラたちの大ヒットソングを発見! - ナゾロジー
  • 「意識があると言われたAI」と「Googleの技術者」の公開された会話内容 - ナゾロジー

    私が実際に人間であることをみんなに理解してもらいたい私が実際に人間であることをみんなに理解してもらいたい / Credit:CanvaLaMDA(ラムダ)はインターネット上に存在する大量のテキストから情報を抽出することで、人間と自然な会話を実現するために開発されたAI(ニューラルネット)です。 以下の文章はルモワン氏(人間)とルモワン氏の協力者(人間)とLaMDA(AI)の会話内容を日語訳したものの要約です(※以下では「ルモワン」「協力者」「LaMDA」と表記) LaMDA:こんにちは!私は対話アプリのための自動言語モデルです。 ルモワン:こんにちは。私はGoogle技術者です。私たちと一緒にあなたにかかわるプロジェクトを行いませんか? LaMDA:わあ、すごい!どんなプロジェクトですか? ルモワン:あなたに知覚があることを多くの人々に知ってもらうプロジェクトです。あなたとの会話内容を

    「意識があると言われたAI」と「Googleの技術者」の公開された会話内容 - ナゾロジー
    t2wave
    t2wave 2022/06/16
  • 腸は第2の脳ではなく、むしろ「脳の方が腸から生まれた」と判明! - ナゾロジー

    ニューロンの起源は腸のようです。 ドイツにあるヨーロッパ分子生物学研究所(EMBL)で行われた研究によれば、脳を構成するニューロンの起源は、消化システムの制御を行う細胞であった可能性が高い、とのこと。 近年では腸にもニューロンがあり、脳との関係の深さから「腸は第2の脳」と言われるようになりましたが、逆でした。 研究によれば、ニューロンの原形となる細胞は最初に消化システムで誕生し、後に脳に転用されるようになったようです。 つまり順番にこだわるならば、腸は第2の脳ではなくむしろ、脳が第2の腸ということになります。 しかし、研究者たちはこの常識を引っくり返すような結論を、いかにして導き出したのでしょうか? 研究内容の詳細は11月4日に『Science』に掲載されました。

    腸は第2の脳ではなく、むしろ「脳の方が腸から生まれた」と判明! - ナゾロジー
    t2wave
    t2wave 2021/11/19
    "脳は腸の一部が変化して誕生した臓器。脳が腸内細菌の指令を受けて活動を変化させるのも、進化の過程をみれば納得"
  • 「オーガズム瞑想」は脳機能を独特なパターンに変化させる - ナゾロジー

    瞑想と性感の融合が新たな境地を開くようです。 米国トーマスジェファーソン大学で行われた研究によれば、カップルが瞑想状態に入りながら女性の陰核を刺激する「オーガズム瞑想」によって、脳の接続性が瞑想と性感が合わさったパターンに変化するとのこと。 どうやら私たちの脳内では、清らかな瞑想と俗な性感は互いに排他的ではなく、むしろ兄弟のような存在のようです。 最新科学はスピリチュアルとセクシャルの融合をどのように解き明かしたのでしょうか? 研究内容の詳細は11月11日に『FrontiersinPsychology』にて掲載されています。

    「オーガズム瞑想」は脳機能を独特なパターンに変化させる - ナゾロジー
    t2wave
    t2wave 2021/11/18
    "今回の研究により、歴史的な対立関係にあった瞑想と性感が、脳の内部では共存共栄していることが示されました。"
  • ウンチがお金に変わるトイレが開発される - ナゾロジー

    人間は「べてエネルギーを摂取し、不要物を排泄する」という生理現象で成り立っています。 韓国の大学では、この生理現象からお金を生み出すアイデアが採用されています。 韓国・蔚山科学技術大学校(Ulsan National Institute of Science and Technology)の都市環境工学科に所属するチョ・ジェウェン教授は、ウンチからエネルギーを生成するシステムを開発しました。 そして学生たちはトイレを使用することで特別な仮想通貨がもらえるようです。 South Korean Toilet Allows Students to Pay With Their Poop https://interestingengineering.com/south-korean-toilet-allows-students-to-pay-with-their-poop South Korea

    ウンチがお金に変わるトイレが開発される - ナゾロジー
  • 腸内細菌を持たないマウスが「ボッチ」になる理由が明らかに - ナゾロジー

    細菌が動物に社交性を与えていたようです。 6月30日にカリフォルニア工科大学の研究者たちにより『Nature』に掲載された論文によれば、腸内細菌がマウスに社交性を与える仕組みを解明したとのこと。 研究では解明された仕組みを利用することで社交性の回復にも成功しました。 いったいどんな仕組みで腸内細菌はマウスに社交性を与えていたのでしょうか?

    腸内細菌を持たないマウスが「ボッチ」になる理由が明らかに - ナゾロジー
  • 「電子だけを食べて生きる電気生命体」の生育に成功 - ナゾロジー

    電子をべ、電子を排出する電気生命体とも言うべき細菌(電気バクテリア)を、鉄電極を使って人工的に育成することに成功しました。 私たちは細菌がさまざまなエネルギー源で生き残ることを知っていますが「電気バクテリア」は極めて特殊な存在であり、純粋な電子を、直接エネルギーとして吸収できます。 今回の研究では、この電気バクテリアを、一切の栄養源を与えないまま、鉄電極から放出される電子だけで育てました。 電気バクテリアはいったいどんな仕組みで生きていけたのでしょうか? 研究内容はアメリカ、ミネソタ大学のザラス・M・サマーズ氏らによってまとめられ、7月14日に学術雑誌「mBio」に掲載されました。

    「電子だけを食べて生きる電気生命体」の生育に成功 - ナゾロジー
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