2018年3月25日のブックマーク (3件)

  • 「わからない」と言った彼のきもちが今になってわかったこと

    僕がまだかろうじて十代だったころ、一回りほども年の離れた男性と親しくしていたことがあります。寡黙ではないけれど、丁寧に言葉をえらびながら話す人で、脚家になる夢をあきらめたと言っていました。きっと心をぎりぎりと絞られるような苦渋があったろうことも今ならなんとなくわかるし、むしろそれを打ち明けてくれたことのほうこそ真摯に受け止めるべきだったとおもうけど、そういうことが当時はぜんぜん理解できずにいた気がします。「あきらめる必要なんてない」と無責任に焚き付ける僕に対して、彼はいつも「いや、もうやめたんだ」とだけ返しました。そう言わせてしまうことの罪深さを考えると、身が竦みます。でも彼の口からあきらめたと聞くのはやっぱりかなしかった。 フェデリコ・フェリーニの「道」という映画を観るよう僕に勧めたのも彼です。なぜ彼はこれを僕に勧めたんだろう?今もこれを観るといろいろな感情がないまぜになって胸が締めつ

    「わからない」と言った彼のきもちが今になってわかったこと
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    t374589 2018/03/25
    “「わからない」と言った彼のきもちが今になってわかったこと”
  • ソーシャルメディアを「タダ」で使うコスト|松井博

    マイケル・コシンスキーという若い学者がいる。彼は、2013年の4月にとある統計モデルを発表したことで、Brexitや2017年のアメリカ選挙戦の結果に大きな影響を与えることとなった。 「いいね」からわかること 氏の発表によると、Facebookの「いいね」を解析することにより、ユーザの性別や肌の色はもちろん、支持政党や年収、さらにはIQに至るまで、極めて高い精度で判別することが可能だというのだ。例えば、ユーザが黒人が白人かは95%以上もの確率で判別可能だし、民主党支持者なのか共和党支持初なのかが85%以上、キリスト教徒なのかイスラム教徒なのかが82%、ゲイかレズなのかなども80%前後の確率でわかるという。それどころか喫煙の有無や知能指数に至るまで、僕らが何に「いいね」をつけているかを調べるだけで分析できてしまうというのだ。 さらに面白いことに、解析対象となる記事は一見こうした個人の性向には

    ソーシャルメディアを「タダ」で使うコスト|松井博
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    t374589 2018/03/25
    無料サービスの対価として、民主主義そのものを手放そうとしているのかもしれないのだ。
  • 強い組織は「キレイ好きから始まる」はどうやら本当だった(二宮 寿朗) @gendai_biz

    岡田監督はなぜ美意識を求めたか 強い組織は、キレイが大好き。 自分のモノは自分でしっかりと整理整頓する。話は15年前にさかのぼるが、元日本代表監督の岡田武史氏(現FC今治オーナー)が横浜F・マリノスの監督を務めた際、選手に対してまず求めたのが「美意識」だった。 ロッカールームをキレイにする。サンダル、スリッパをそろえる。スパイクをそのまま放っておかない。やれていない当たり前のことを、徹底させるのはそう簡単ではない。指揮官はスタッフにまで徹底させた。 岡田はその狙いについて、こう語っていた。 「ニューヨークの市長は犯罪を減らすために何をしたかと言ったら、地下鉄の車両にあった落書きを消すことから始めた。キレイにしたら当に犯罪が減っていった。意識を変えるには、そこからやる必要があった」 自分の意識が高まれば、周りの意識も高くなる。誰かが乱せば、それを許さない空気に変わる。ロッカーのみならず身の

    強い組織は「キレイ好きから始まる」はどうやら本当だった(二宮 寿朗) @gendai_biz
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    t374589 2018/03/25