第1回ではJSONPによるAjax実装を取り上げましたが、今回はそこで使ったJSONという表記法と、JSONPというAjax実装手法について解説します。また、jQueryによる簡単なAjaxの実装についても解説します。 JSONってなに? JSONとは、JavaScript Object Notationの略称です。ECMAScript言語 ECMA-262をベースに作られた、Javascriptオブジェクトの表記法のサブセットです。 JSONは、名前と値のペア、および、順序付きの値という2つのシンプルな構造に基づいて、構造化データを簡潔に表現することができます。 オブジェクト(名前と値のペアの集まり) JSONでオブジェクトを表現するには、メンバを「{」と「}」で囲みます。複数のメンバは「,」で区切られます。例えば、名前が「color」、値が「green」というメンバを持つオブジェク
Yahoo! Ajax Evangelist, Bill Scott氏は6日(米国時間)、Ajaxアプリケーションを開発するための新しいプロトタイプスクリプティング「Protoscript」を発表した。Protoscriptは既存のWebページに対して動作を追加することを目的としたスクリプト。かなりわかりやすい表記で動作を追加できるという特徴がある。 Protoscriptはいちからすべて開発されているのではなく、既存のプロダクトを組み合わせて機能が実現されている。まず、HTMLの要素を特定するためにjQueryが活用されているほか、動作やイベントへの対応にThe Yahoo User Interface LibraryやMooToolsが活用されている。 Webアプリケーションを開発するにあたって、UIを設計してから、そのUIに対して動作を付け足していく方法がある。直感的でわかりやすい方
最近Linuxの勉強もかねて作っているのが、超シンプルなアーキテクチャーのHTTPサーバー。そこそこ動き始めたのだが、それだけでは面白くないので、サーバー側からイベントに応じてデータをPushできるCometの機能を足してみた。 ストレステストのために、昨日からこのブログにこっそりとテスト用のIFRAMEを貼り付けてあったのだが(そのおかげで、バグを三つばかり見つけることができた―感謝、感謝^^)、安定して動き始めたので、見栄えを整えてこのブログの右上に貼り付けてみた。 題して、「リアルタイム・ページビュー・カウンター(RPV Counter)」。Totalはこのカウンターをリセットしてからのページビューの数、Currentはその時点でこのブログを見ている人の数(ただしノイズあり)、PeakはCurrentの過去最大値だが、ページを再ロードせずとも、それぞれのカウンターが自動的にアップデー
ブラウザから動的スクリプトタグで呼び出せるJSONサービスの一覧。サービス利用にはHTMLとJavaScriptさえあればよいもののみ挙げている。JSONPであるとは限らない。オフィシャル/非オフィシャル問わず。知らないのがあったら誰か教えてください。 (追記)JSONP形式のサービスにはJSONPテストページへのリンクを追加しました del.icio.us ポスト一覧取得 http://del.icio.us/feeds/json/stomita (既定変数埋め込み) http://del.icio.us/feeds/json/stomita?callback=handlePosts (JSONP) →テスト タグ一覧取得 http://del.icio.us/feeds/json/tags/stomita (既定変数埋め込み) http://del.icio.us/feeds/json
落ち着きつつあるAjaxを取り込んだWebアプリケーション開発への取り組み。後発でもアイデアはまだまだ出尽くしていない。基本を復習して新たなサービスへとつなげてみよう。 Ajaxというと、XMLでデータを送受信するというイメージがある。 しかし、実際にはXMLである必要性はない。むしろXML形式ではないほうが、送受信データパースの手間が必要ないというケースが多いのだ。 一方で、XMLでデータをやり取りできる利点を生かせば、当然ながらWebサービスとの効果的な連携も現実的なものになってくる。今回は、Ajaxアプリケーションにおいてよく用いられる「JSON」と呼ばれるデータ形式について解説しよう。 このオンライン・ムックPlus「Web 2.0で変わるWebプログラミングの常識」では、これまでにAjaxの概要(第1回)から発展系としてどのような取り組みあるのか(第2回)について解説した。このオ
図3●Ajaxの基本的な動き Ajaxアプリケーションは,WebブラウザではなくJavaScriptがWebサーバーへの接続を指示する。送受信されるデータ形式は,HTMLではなくXMLまたはテキスト形式。呼び出されるサーバー側プログラムは,Webサービスになる [画像のクリックで拡大表示] 図4●XMLRPCでWebサービスを呼び出す場合の例 クライアントとサーバー間のやり取りはXML形式のデータになる。サービスを呼び出すには,XML形式の引数を作成する必要がある。Webサービスの戻り値から利用者に表示する値などを取得するには,XML形式のデータをパースする必要がある [画像のクリックで拡大表示] 一般的なWebアプリケーションは利用者の操作を契機にサーバーと通信を開始するが,AjaxはJavaScriptの指示でサーバー側のプログラムを呼び出す(図3[拡大表示])。ページの部分的な変更が
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