第5回 なぜ、“激安”ケータイがあるのか:ケータイの「分離プラン」を改めて考える(1/3 ページ) ケータイショップでは、通信キャリア各社が分離プランを導入してから登場した、例えば「新機種持ち帰り0円(月々の分割払いにする)」といった売り文句以外に、最近は「~一括xxxx円」というように販売する機種も増えている。これは分離プランの仕組みを理解している人ならすぐ分かると思うが、これが従来の0円/1円ケータイに代わって登場した激安ケータイだ。 “~一括”には、ドコモなら「バリュー一括」、auなら「シンプル一括」、ソフトバンクなら「スパボ(新スーパーボーナス)一括」などが当てはまる。一応、これは分離プランで端末代金を購入時に一括払いする場合の“呼称”である。 ここでユーザー目線で見た分離プランをちょっとおさらいする。従来より端末が高くなった(値引きされなくなった)分、約24カ月間、なんらかの手段