このような事情を受けて、政府の成長戦略として6月15日に閣議決定された未来投資戦略2018では、「2023年までに20社のユニコーンを創出する」ことが明記されました。J-Startupプロジェクトはそれを実現するための施策です。 「日本のスタートアップに次の成長、世界に次の革新」がJ-Startupのキャッチフレーズ。グローバルに展開し競争に勝てる潜在力のある企業、世界に新しい価値を提供できる企業を選定し、政府支援や民間の支援を集中して成長促進するプロジェクトです。 どのように企業を選ぶのか では、どのようにして集中支援する企業を選ぶのでしょうか。安定・リスク低減を良しとする風潮の強い公的セクターで、リスクをとって成長するスタートアップの選定をすることには無理があります。そこでJ-Startupの企業選定は、領域(リアルテック、プラットフォーマー、SDGsなど)、評価ポイント(ミッション、