まさに雨後の竹の子――。世界でAI(人工知能)スピーカー(スマートスピーカー)の新機種が続々と登場している。世界最大のオーディオ機器産業集積地となった中国発ブランドの製品が特に多く、中国Webサービス企業も後に続いた。Alibaba(阿里巴巴)社の「天猫精霊X1」、Baidu(百度)社の「小魚在家」、JD(京東)社の「叮咚」、Tencent(騰訊)社の「叮噹」などだ。「AIスピーカー開発の裏側」では、前編で「Amazon Echo」を取り上げたが、後編では中国企業の“驚き”の開発手法を紹介する。