ボリビアのエボ・モラレス大統領は、コカ栽培者リーダーの一人、フェリペ・カセレスを社会防衛副大臣に指名した。 これは、麻薬対策責任のポストである。 カセレスは、コカ栽培をやめないと言明し、麻薬は「ノ」だが、コカ葉は「シ」だとした。 社会主義運動党(MAS)の創始者の一人で、コカ葉の最大生産者は、今後アメリカの大使館や麻薬取締り当局とのコンタクト・パーソンになる。 モラレスはまた、国連の毒物リストから外すよう国際キャンペーンを展開するとし、さらに北アルゼンチンへの葉の輸出にも言及した。 <写真:モラレス大統領> (060129BBC Mundo,Foto=BBC Mundo:Morales nombra "zar" antidrogas)