ブックマーク / sugitasyunsuke.hatenablog.com (6)

  • 研究集会<死の法> - sugitasyunsukeの日記

    研究集会<死の法>(http://www.arsvi.com/0p/et-20063.htm)をききに行った*1。 安楽死・尊厳死に関しては考えなきゃいけないこと、考える前に知らなきゃいけないことが、あまりにもたくさんある。 今後色々調べるし、色々考える。それで「よい死!研究会」(http://www.arsvi.com/0a/y01.htm)のMLにも、参加させてもらった。 その前に、会場で皆さんの話をききながらぼんやり考えたことを、まずはノートとしてまとめる。そこから始める。 川崎市には入所施設が極端に少ない。特に重症心身障害児者の入所施設は、長い間、一箇所もなかった。昨年ようやく重症児施設ソレイユ川崎が細山に出来た(が、自立支援法成立と児童福祉法の改正に伴い、重症児の位置づけは変わる――どう変わるかはよくわからない)。その分、というか、川崎市では、重症児の在宅生活とサポート体制が良く

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    t_kei
    t_kei 2006/03/30
  • 「われわれの生の無条件の肯定のために」 - sugitasyunsukeの日記

    トークセッション(http://d.hatena.ne.jp/sugitasyunsuke/20051227)で「われわれの生の無条件の肯定のために」という副題が与えられたんだけど、最初に考えたのは、自分がこの定式を当に心から信じているか、ってこと。 「生の無条件の肯定」って最近の社会福祉系でよく持ち上げられる言葉だけど、「無条件」というのは当に恐ろしいって思う。カントがいう定言命令、「〜せよ」という無条件の倫理的命令と同じだから。逆に言えば、無条件の命令「自由であれ」がそうであるように、生の無条件の肯定もまた、ぼくら生身の肉体を持った地上の人間にはほとんど不可能な事柄かもしれない。これは留保や躊躇ではないのです。この言葉自体は中身のない空虚な容器みたいなもので、それを口にする人の具体的なポジションや資格を同時に問いつめないと、時にそれ自体が正反対の暴力へと転化してしまう。 立岩真也さ

    「われわれの生の無条件の肯定のために」 - sugitasyunsukeの日記
    t_kei
    t_kei 2006/02/01
    「生活/正しさが同時に問われる原生地」
  • 生田武志『〈野宿者襲撃〉論』 - sugitasyunsukeの日記

    「野宿者襲撃」論 作者: 生田武志出版社/メーカー: 人文書院発売日: 2005/12/01メディア: 単行購入: 1人 クリック: 93回この商品を含むブログ (45件) を見る 書の刊行が決まった時、ぼくは浮かれた内容の紹介文を書いた(http://d.hatena.ne.jp/sugitasyunsuke/20051103)。その後、別の場所で、ある人が書の真っ黒な装丁について「今までお亡くなりになった野宿者の方々に喪を服しているよう」と書いていたのを読んだ。さらに別の人がそのコメントを読み、書の刊行に「おめでとう」を言ったことは「軽軽しかった」とコメントしていたのも読んだ。ぼくは恥ずかしかった。他方でぼくは、生田氏が書の刊行に関して繰り返しもらすある種の気弱さ、遠慮がちな感じが気になっていた。「内容については自分では何とも言えない」(12月4日)。「書は、「野宿者襲撃」

    生田武志『〈野宿者襲撃〉論』 - sugitasyunsukeの日記
    t_kei
    t_kei 2005/12/07
    「もっとも近い、出会えるはずの「人間」どうしが、出会えないこの社会の脆弱さとはなにか」「「いじめの連鎖」を生みだしつづけている社会システム――その構造を支えている個々の意識をこそ、問い直したい」
  • 小林秀雄『感想』の感想 - sugitasyunsukeの日記

    小林秀雄のベルグソン論『感想』を通読した(新潮社版『全作品』別巻1・2)。 『感想』は「新潮」1958年5月号から連載が始まり、63年6月号で未完のまま連載を中断、後年小林自身が、家族と新潮社にその刊行を「禁止」している。小林は岡潔との対話「人間の建設」(1965年8月)で、『感想』の連載中断の理由を、ベルグソン論は失敗だった、力尽きてやめてしまった、無学をのりこえられなかった、と説明している。 しかしこの「禁止」には、ベルグソン理解や無学うんぬんでは割り切れない何かがある。通読し、やはりそう感じた。 それを今のぼくがうまく言葉にし切れるとは思えない。が、まずノートをまとめてみる。 断定的にいえば、小林の『感想』は、事実として出版を禁止しただけでなく、その内容の水準でも、他人から「読まれることの禁止」を目指していると思う。もう少し正確に言えば、小林の『感想』は「(書く)私(=小林)」と「読

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    t_kei 2005/11/30
  • (続) - sugitasyunsukeの日記

    フリーターにとって「自由」とは何か 作者: 杉田俊介出版社/メーカー: 人文書院発売日: 2005/10/01メディア: 単行購入: 5人 クリック: 150回この商品を含むブログ (75件) を見る http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4409240722/qid=1129652091/sr=1-2/ref=sr_1_10_2/249-4212277-7609968 『フリーターにとって「自由」とは何か』目次 フリーターズ・フリーへ向けて 第Ⅰ部 現在へ――現状分析論 【はじめに】誰とたたかうべきか?――ささやかだけれど、譲れない信の問題 Ⅰ―1 ☆フリーターとは誰か? ☆フリーターは階層である? ☆ニートとは誰か? ☆フリーターは何の当事者なのか? Ⅰ―2 ☆政府や企業は、フリーター的労働層を便利に使い捨てようとしてきたし、今後もそうする

    (続) - sugitasyunsukeの日記
    t_kei
    t_kei 2005/10/19
    「フリーターにとって「自由」とは何か」 - この本は、必ず読むべきだと感じた。
  • フリーターに関する20のテーゼ - sugitasyunsukeの日記

    【1】日型のフリーター労働者は、ある種の「階層」である。 【2】1980年頃から、国際的に若年不安定労働層が大量に生み出され、今も増加し続けている。 日型フリーターは、働きながら潜在的には永続的な失業状態にある。フリーター/ニートひきこもり/不登校者/野宿者…は、社会構造上はごく近いポジションにある。フリーターの数は、資と国家の流れに従う限り、今後も確実に増え続ける。この流れは、放っておいてはい止められない。 【3】若年労働者は今後間違いなく、一部の「勝ち組」と大多数の「負け組」へと二極化してゆく。 それだけではない。フリーターの内側にも「勝ち組」と「負け組」が分岐する。資・多国籍企業・国家の側は、意図的にこの二極化の流れを推し進めている。 【4】フリーターの一定部分は、このままでは野宿生活者化するだろう。 現時点でフリーターが野宿生活に「転落」せずに済むのは、その多くが自分の

    フリーターに関する20のテーゼ - sugitasyunsukeの日記
    t_kei
    t_kei 2005/09/13
    貧しいことが、自業自得とされる社会。
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