10月17日の午前4時近くになった。夜勤の仕事を終え、少し前に自宅に戻ったばかりである。比較的ゆったりとした夜勤ではあったけれど、勤務中の緊張した感覚が持続していて、夜勤のあとはアドレナリンが簡単には下がらない。勢い、夜更かしが進む。 書こう書こうと思い続けていた「共謀罪」のことを今夜こそ書こうと思っていた。そのために、少し調べものをしていたのだが、なかなか調べきれない。共謀罪については、戦前の治安維持法と比較して語られることが多いのだが、私には、「治安維持法による初の立件は、同法制定から数年後だった」というおぼろげな記憶がある。それを確かめたかったのだが、手持ちの資料やネット上では、それがなかなか見つからない。もしかしたら、記憶違いかもしれない。。。 そうやってネットサーフィンをしていたら、法政大学大原社会問題研究所(大原社研)のページに行き着いた。その中の「日本労働年鑑 特集版 太平洋